9月16日(日)に開催されたベルリンマラソン(ドイツ)で、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が2時間1分39秒の世界新記録をマークした。
晴天、最高気温20℃前後というコンディションの中、キプチョゲ選手はハーフを1時間1分6秒で通過し、後半を1時間0分33分にペースアップするという見事な走りで、それまでの記録(2014年の同大会でケニアのデニス・キメット選手が出した2時間2分57秒)を1分以上縮める大記録を樹立。
日本人トップは、男子が2時間8分16秒で4位に入った中村匠吾選手(富士通)、女子は2時間22分23秒で5位に入った松田瑞生選手(ダイハツ)。
ベルリンマラソンは、高速コースとして有名で、自己ベストを狙う市民ランナーにも人気。戦勝塔を眺めながらスタートし、ベルリン市街地を走り、ブランデンブルグ門をくぐってフィニッシュするコースを約4万人が出走。
日本から参加した浦野真理子さん(35歳)は3時間48分43秒でゴール。「応援が途切れることなく、生演奏での応援がいたるところであり、とても素晴らしい大会でした」
1位 グラディス・チェロノ(ケニア) 02:18:11
2位 ルティ・アガ(エチオピア) 02:18:34
3位 ティルネシュ・ディババ(エチオピア) 02:18:55
4位 エドナ・キプラガ (ケニア) 02:21:18
5位 松田瑞生(日本) 02:22:23
6位 ヘレン・トーラ(エチオピア) 02:22:48