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故障と長いブランクで走力ダウン! モチベーションの上げ方を教えて

2023年6月06日

コロナ禍でレースがなくなり大幅にタイムを落とした人、少なくありません。
今回はそこに故障と加齢が加わり、走力の大幅な落ち込みに走る気力を失ってしまった60代の方のお悩みです。


60歳台のランナーです。
4年前、左足を骨折し手術をしました。
その後コロナ禍の大会中止もあり、昨年秋やっとレースに復帰。
ところが故障前より大幅にタイムが落ち込んでしまい、やる気を失っています。
気持ちが前向きになる考え方やトレーニング法を教えてください。

  • 【Aさんの回答】
    後半上げられるペース配分を身に着けよう

多くのランナーは、コロナ禍を境にタイムが落ちたと言っています。
ましてケガもされているのですから、1~2年はリハビリのつもりでレースに出てはどうでしょう。

そして、せっかくですから「賢く走る」ことを考えてみましょう。
初心者、特に若い人はレースでも前半に突っ走り、後半に落ちてしまうことが多いのですが、レース経験の豊富さを生かして、後半ほど速く走れるようなペース配分を身に着けることで、若い人を凌ぐことすらできます。

若いときの瞬発力はなくても、持久力は加齢の影響を受けにくいと言われています。
普段の練習、特に長距離のペース走でも「後半ほど速く走れるようなペース配分」を意識してみるとよいと思います。
マラソンも60代になって自己ベストということも珍しくないのです。

  • 【Bさんの回答】
    目標に向かって今できること、地道な筋トレと走り込みを!

私は65歳のランナーです。
2019年と2021年にカテーテルの心臓手術をし落ち込みましたが、やっと昨シーズン、ハーフで自己ベストが出せました。
まだフルマラソン復帰には時間がかかりそうですが、サブ4復活という目標があります。

目標達成できるかどうか、もう無理なのではないかと弱気になることもよくあります。
ただ健康に生きていれば目標に向かって努力はできると思うのです。
今はただ悔いの残らない練習をしようと考えています。

骨折して筋肉が落ちたとしても、またつければ良いのではないでしょうか?
自信をもって地道な筋トレと走り込みをなされば、きっと復活できます。
お互いに年齢に負けないで頑張りましょう!

  • 【Cさんの回答】
    初心者の頃のゆっくりでも楽しかったランニングを思い出して!

一度、初心者の頃を思い出してみてはどうでしょう。
そのころには100mも走ると息が上がってしまったかもしれません。
それでも、続けているうちに距離も伸び、速くもなり、だんだんやる気が出たのではないでしょうか?

最近、私は大会には出ていませんが、練習会などに参加したときは、参加者の走り方を参考にしたり、普段ジョグしているときは、季節の花や木々の色の移ろいなどを楽しみながら走っています。
そういった速さではない楽しみ方があるんだなと感じています。

ゆっくりでも楽しかった日々を思い出してみてください。
きっとまた、意欲が湧いてくるはずですよ。

  • 【Dさんの回答】
    環境を変え、ほかのランナーと交流を

同じ60代です。
私もランニングイベントに参加しても毎回撃沈してしまい「もう落ちる一方なのか・・・」と練習にも身が入らない時期がありました。
変わるきっかけは、ある練習会でした。
きつい練習でしたが、そこで参加者たちと話すことで、気持ちが高まりスピードが次第に戻ってきました。
環境を変えたり、同じランナーと語り合うことが大切です。

「骨折で筋力が・・・」などと思わず、今の自分ができることに集中する気持ちを持ってください。
「まあまあ」「ぼちぼち」と前向きにとらえると、必ず進化の時が訪れます。

  • 【Eさんの回答】
    インスタ投稿でモチベーションアップしてます!

私の場合は「承認欲求」をベースにモチベーションを保っています。
インスタをしていて、練習でのラン、レース前、レース結果等すべて投稿しています。
練習でも、良い練習(長い距離や、良いスピード練習)ができたときは、「いいね」 や コメントなど反応が多くきます。
練習でタレてしまった時は「たれちゃった」と投稿しますが、あまりこんな投稿はしたくないし、レース結果でもできたらPB載せたいし・・・。
こんな感じでモチベ保っています。

  • 【Fさんの回答】
    他者や過去のタイムは気にしない! いまを基準に少しでも成長を

私も同じような故障を抱えており、いつになったら走れるのか先が見えない状況です。
が、自分なりに出した結論をお伝えします。

人の身体(細胞組織)は3カ月で入れ替わると言われています。
過去のタイムは一切気にせず、一から出直すつもりで、現在の身体の状態に耳を傾け、日々成長できるようにトレーニングしていく。
その中で目標タイムを設定してそれを伸ばしていく。
自分の身体を実験台として走り、その練習の成果(効果)を確かめるように。

他者や過去の自分との比較ではなく、現在の自分のタイムの変化を、今後のレースの指針にしてみてはどうでしょうか?

  • まとめ

故障や長期のブランク、加齢・・・、走力が落ちる原因はいろいろありますが、せっかく伸ばした記録に遠く及ばないなんて、なかなか受け入れがたいことです。
「レース展開を変える」「他の楽しさに気づく」「基準を過去ではなく現在の自分に」「環境を変える」・・・。
視点を少し変えることで、乗り越えるきっかけを見つけたいですね。





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