「上り坂での失速」、克服法！

2016年1月15日

ランナーが日頃感じている疑問や悩みに対し、全国のランナーが回答してくれる「ランナーの知恵袋」。そこには、自身の経験にもとづいた貴重な情報が詰まっています。この連載では、知恵袋の中でも特に検索数が多い“注目のQ&A”を厳選しました！

第３回は、「上り坂になると失速し、多くのランナーに抜かれてしまう…」という54歳のランナーからのお悩み。上り坂に苦手意識がある人は多いと思いますが、日本は国土の70％が山間部であることからも分かるように、ほとんどのレースで坂は避けて通れません。東京マラソンや京都マラソンなどでも、坂をいかに上手に走れるかは快走につながるポイントのひとつ。目標レースまでに、“上り坂対策”をチェックしておきましょう！

ハーフマラソンでも「坂」は多い。写真は那智勝浦天空ハーフマラソン（和歌山県・11月）

【質問者：りょうさん、投稿日時2015/2/28】

ランニング歴6年目の54歳。月間200キロ超で、過去1年のフルのベストが3時間26分で、ハーフは1時間29分です。イーブンペースでの余裕のあるサブ3.5が目標のおじさんランナーです。
フルでもハーフでも上り坂になると多くのランナーに抜かれるので、他の人と比べて上り坂が下手なんだろうなあ、上手くなればフィニッシュタイムも良くなるだろうなあ、と思っています。そこで、上り坂が上手くなる方法があれば教えてほしいのです。

勝田マラソンの３０キロ過ぎのアップダウンでは、30キロの壁があったのである程度仕方ないかなあと思いましたが、やはり失速して多くのランナーに抜かれました。ショックなのは、横須賀シーサイドマラソンのハーフではまだ折り返し前後なのに、上り坂で減速してたくさんのランナーに抜かれたこと。

皇居の上り坂で坂道ダッシュをして上り坂に強くなるしかないのかなあ、なんて思ってますが、練習方法やランニングのフォームなど、お知恵をお借りしたいです。よろしくお願いします。

「レースで上り坂を克服した」「練習を続けたら坂が好きになった」という15名のツワモノランナーから、独自の練習法や走り方などが多数寄せられました。

回答の中には、
●起伏の激しい奈良マラソンで快走し、サブ3を達成した練習法
●クロスカントリースキーから編み出した、ラクに走れる着地とフォーム
●箱根駅伝・5区の選手を参考にした腕振り、リズム
●上り坂に適した練習環境
などなど、バラエティ豊かな坂対策が満載です！
ぜひ参考にしてみてください！

詳しくはこちらをチェック→
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