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【悩み解決!】走歴20年。フォーム矯正すべきと言われました

2019年9月10日

初参加したランニング教室のコーチに、癖のある珍しい走り方だ、軸がぶれている、脚と腕の動きがバラバラだからフォーム矯正したほうがいいと熱心に言われました。走歴20年以上、今までに言われたこともなく、故障経験もないので戸惑っています。アドバイスをチャンスと捉えて本格的にフォーム改善に取り組むべきなのか、悩んでいます。
(じゅにさん/走歴22年・女性/自己ベスト;フルマラソン3時間14分32秒、ハーフマラソン 1時間27分38秒)

  • 【亀さんの回答】
    骨格が歪むリスクあり

フォームの矯正は、経験の浅い人がするならまだしも20年以上ものベテランならリスクを伴います。フォームを変えることによって今まで使わなかった筋肉を使うことになり、それが質問者さんにとって不自然な動きであるなら骨格に歪みを生んでしまいかねません。歪みのバランスを調整するのは関節です。つまり、フォーム矯正は一歩間違えると筋肉や関節を傷めてしまうことがあるということです。この10年間でも様々な走り方が流行しました。フォームとは、基本の形はあるものの、骨格や筋肉の発達具合により、ひとりひとり少しずつ違うもの。今回のコーチは、質問者さんの走歴を勘違いして指摘されたのではないかと考えます。

  • 【吉田十段さんの回答】
    セカンドオピニオンとして耳を傾ける

20年の経験をバッサリとやられた感じで戸惑いもあるでしょうね。しかし、これまでもレベルの高いメンバーやコーチに何も言われなかったのに、今回、初めて指摘を受けたのは疑問です。一度、具体的にレクチャーを受けて、そのうえで周囲のラン仲間とも話をして、その結果納得できればフォーム直しに取り組むし、そうでなければ見送ってもいいと思います。つまり「セカンドオピニオン」だと考え、まず聞いてみるか、の姿勢でいかがでしょう。

  • 【ハロ3号さんの回答】
    20年故障がないのなら修正不要

おそらくそのコーチは、フォームの「基本」を忠実に守っているのでしょう。でもそれが万人に通用するということではありません。人それぞれ体格も違うし、筋肉のつき方も違います。それがみんな同じフォームが良いということはありません。また、ランニングフォームは、走るスピードによって変わります。スピードが変われば歩幅も変わりますし、腕の振り方も変わります。それが同じフォームですむはずがありません。
20年続けて故障がないのであれば、そのフォームがあなたには合っていると思います。無理に修正する必要はないですよ。

  • 【ヨッシーさんの回答】
    「自分にベストな走り方」でOK

私も走歴35年になり、同様に少し変わったフォームをしているようですが、指摘を受けて変えようと試みると必ず故障をします。そこで従来の走法に戻すと故障が治り、何事もなかったかのように走れます。多分その教室のコーチは、「走り方とはこうあるべき」の概念で話しているのでは? 野球のイチロー選手は入団当初フォームを再三変えるように言われてもガンとして変えずにいたら当初は一軍には上げてもらえず…。やがて監督が替わり、「お前のいちばんのフォームやれ」と言ってくれてそれで現在の彼がいるそうです。自分に合ったスタイルなら、それがベストだと思いますよ。

  • 【かずっちさんの回答】
    「故障知らず」は素晴らしい武器

特徴的なフォームでもとても速いランナーもいますし、20年以上走ってきて1度も故障がなくその実力ならこのままでもよいのではないのでしょうか。ちなみに私は、自分で言うのもなんですが、仲間からバネのあるいいフォームだと言われます。でも故障してばかりで、学生時代中距離選手だったその走り方から、練習しても長い距離が満足に走れません。むしろ故障知らずの走り方、とても羨ましいです。

  • 【ちちどんさんの回答】
    矯正には覚悟と忍耐が必要

ゴルフの話しで申し訳ないですが、ゴルフ教室でフォーム矯正をすると、ひとつのことを直すのに数年かかる生徒さんがほとんどです。それなりの覚悟と忍耐と努力が必要となります。ランニングでも、フォームを矯正している段階では意識しすぎて良いタイムも望めないし、楽しく走れないと思います。そしてフォームを矯正できたとしても素人の目からは違いが分からないと思います。質問者さんは故障歴がないので、今のフォームでも今後の練習次第で、タイムを縮めることも可能だと思いますよ。

  • 【かったんさんの回答】
    まずは聞くだけ聞いてみる

さらに上を目指し、何かを変えるために他人の意見も聞いてみるには良い機会だと思います。本格的にとは言わず、ちょっとだけでも試してみてはいかがでしょう。何かを変えると、格段にタイムが伸びたりするのもスポーツの楽しみだと思うのです。しばらくトライしてみて、合わないと思ったらやめる。使わない筋肉を使うとケガの元ですし。いいかもと思ったら本格的にトライされてみるのもよいのではないでしょうか。

  • 【らばさんの回答】
    「ラクなフォーム」こそがいちばん

40歳代走歴約20年の男です。私も何人かの方にああしろこうしろとアドバイスを受けましたが、結局は「自分が走ってラクなフォーム」がいいのではないかと思います。20年慣れ親しんだフォームを変えるのは容易なことではありません。ちなみに私の場合は体幹トレをやり始めたところ、長い時間走ってもフォームが安定するようになりました。フォームを変える以外にもタイムを上げる研究の余地はあります。

  • 【ワタルさんの回答】
    動画撮影で客観視してみる

私も最近、クラブのコーチにフォームの乱れを指摘され、今までケガもなくタイムも出してきただけに驚いているところです。誰かに走っているところを撮影してもらい、客観的に観察してみようと思います。コーチも動画の撮影を勧めていました。自分で見て、確かに変だと思えば、納得して改善に取り組めると思うのです。なんだ、悪くないと思えるなら、そのまま走れば良いのでは?

  • まとめ

結果も出しているベテランランナーという自覚があるなかでの、フォーム矯正の勧め。戸惑う質問者さんに寄せられたのは、20年ケガのなかったフォームなら維持していいという考えや、矯正への取り組み方へのアドバイスでした。今後どう走っていきたいかの目標を見据え、納得して舵を切っていけるといいですね。





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