ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
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シューズのソールの減り方が気になっています。レース用シューズでは母指球まわりだけが著しく減り、スピード練習用のシューズでは、主に母指球まわり、次いで外側のかかとが。ジョグ、アクティブレスト用では、主に外側のかかと、次いで母指球まわりが擦り減っています。レースでは足の前部で接地と蹴り出しをしているようですが、マラソンランナーとして問題あるでしょうか? 長距離=踵接地、短距離=つま先接地が基本だと思って、そうしてきたつもりだったので違和感を感じています。 |
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私もレースシューズ(兼スピード練習用)は母指球まわりが激しく、次にかかと外側が擦り減っていました。質問者さんの場合、レース用シューズが母指球まわりのみ激しく減っているというのは、レースではスピードを出すために前方接地する必要があるからです。確かに長距離はかかと接地ですが、ほんの一瞬です。速ければなおさらで、推進は母指球全体による作業になります。走り方の個性もあり、特別故障の原因になる要素がなければ、無理に接地の仕方を変える必要もないと考えます。 |
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俗に言うフォアフット走法が身についておられるのだと思います。現在の通説ではフォアフット走法がより速く効率的に走ることができると考えられています。大迫傑選手もそうですし、世界のトップレベルの選手達はほぼ皆フォアフット走法です。 |
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特に問題ないと思います。私もレースやスピード練習で速度を上げるときはつま先接地で、シューズもつま先のソールから擦り減ります。今の走法でとくに脚に痛みや違和感がなければ問題ないです。つま先接地をしていると、ふくらはぎからアキレス腱あたりが張ったり、痛みが出ます。私もレースの後はそのへんが張りますね。 |
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結論から言えば長距離だからといって必ずかかと着地しなければならないわけではないので安心してください。これまでのトレーニングで現在の走りをしていて故障ばかりしているのであれば問題かもしれませんが、むしろうらやましいくらいです。私は、地面をとらえる走りを目指してヒールストライクだった走り方をミッドフット~フォアフットにしたがために、これまで使っていなかった筋肉を酷使して足底腱膜炎やハムストリングスの故障をしてしまいました。最近になってようやく現在の走り方に耐えられる脚になってきたと思っています。その走りで100kmウルトラマラソンも完走できました。 |
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まずここまでシューズを分けて走りに対応できていることは素晴らしいですね。前側で着地するフォアフットは今のトレンド。ケニアやエチオピアの選手はみんなそうですし、スピードが落ちない効率的な走りだと科学的にも証明されています。いい走りだということです。ただし、かかと着地からフォアフットに変えるのには一定のレベルがないと故障しますので、他の人に教えるときはご注意ください。 |
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長距離では基本的にはかかと着地で、つま先でキックするのが標準ですが、上級者になってくると、フォアフット走法(つま先着地)になってくるといわれています。初心者がいきなりつま先着地で走るのはおすすめできませんが、ハーフ80分切りくらいになってくると、フォアフット走法のほうが楽に走れるくらい上達してきますので、問題ないかと思われます。 |
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シューズの減り方に疑問を感じた質問者さん。それはむしろ上級者の走りができている証拠、という意見が多数寄せられました! 自らのフォームを俯瞰する機会はなかなかむずかしくても、ソールの減り方が伝えてくれることがあるようですね。 |
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