【悩み解決！】走りながらの給水がうまくいきません

スピードがつくと、記録狙いのためいろいろ工夫したい気持ち、よく分かります。コップをつかんだ勢いでかなりの水がこぼれ、つかんだ後も上下動でこぼれ、紙コップは飲み口が広がっているため、気管に水が入りやすく、むせてしまうことも。

おすすめは、コップを上からつかんで人差し指を給水コップの中に差し入れて上から親指、中指でつかみ、そのままコップのふちをつぶす方法です。水がこぼれにくくなるとともに、飲み口が小さくなり、口をすぼめて飲む形になるので、気管に入りにくくなります。口内を湿らせただけのようでも水分は摂れていますので、あまり神経質にはならなくてよいと思います。

水分を口に含んでから鼻で大きく息を吸い、呼吸を止めてから飲み込み、飲み込んだら息を吐くという方法をとっています。飲み込むときにはアゴを引いておくことで気道が閉じやすく、誤飲を防ぐことができます。練習で試してみてください。

私は、まずコップをつかんだら中身の水を半分くらい捨てています。給水のコップには「なみなみ」と水が入っていることが多いですが、量が多すぎてうまく飲めずむせたり、水が鼻に入ったりしますよね。レース中ガバガバ飲むことはそうないので、コップ半分の水で十分です。