ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
|
フルマラソンでサブ5を目標にしている62歳です。レースでハーフ以上になると必ず途中でふくらはぎがケイレンし、大失速します。ハーフなら18km、フルは30~35km地点で必ずつります。出走前にしっかりアミノ酸やカリウムを摂取したうえで漢方の芍薬甘草湯も服用。つりさえしなければキロ7分ペースはキープでき、サブ5達成できるのですが。コンプレッションタイツ、テーピングも試しましたが効果なし。ちなみに身体が硬くて若干肥満気味、練習は平日10kmを2回と週末20kmほどです。 |
---|
|
|
私もふくらはぎがよくつっていましたが、2つの方法で改善し、今では全くつらなくなりました。 |
---|
|
筋肉の収縮にはカルシウムが必要なことはご存じかと思います。カルシウムが不足するとうまく筋肉が動かなくなるので、カルシウムを摂取することが必要なのですが、筋肉を「弛緩」させるためのマグネシウムを摂取することはあまり知られていないのではと思います。マグネシウムを摂取せずにカルシウムばかりに偏ると過剰に筋肉が収縮してしまい、肉離れの原因になってしまうこともあるようです。カルシウム2に対してマグネシウム1のバランスが最適だそうです。 |
---|
|
考えられる要因のひとつは、レースのペースです。スピードがハーフのほうが速いので、フルの距離だと(フルのペースだと)平気な距離でもつってしまうということでないでしょうか。どのレベルのランナーでも、フルの後半は35kmからが勝負。そこまでは一定のペースでいけます。苦しまないで走り切るには、ペースを落とすしかありません。自己ベストを狙うなら、練習からもう少し速いペースで走っておく必要があるでしょう。 |
---|
|
サプリは補給のポイントを間違えるとあまり効果はありません。レース全行程の中間点より2~3km手前でマグネシウムやナトリウムを摂取するといいでしょう。カリウムはナトリウムとシーソーのような関係で、どちらかを過剰に摂取するとどちらかが低下してしまいます。脱水状態ではどちらも高濃度になりますが、血流が悪くなるのでつります。季節や体質によりますが、2.5kmごとをメドにひと口ずつ水分を摂取し5kmごとにスポーツドリンクを摂取すると良いでしょう。 |
---|
|
ふくらはぎがつる原因は以下4点が考えられると思います。 |
---|
|
根本的にフォームを変えたらいかがでしょう。小さなふくらはぎより、お尻の後ろの大きな筋肉で走ります。ひざ下だけで走らず、大きく後ろに蹴り上げながら。イメージとしては谷川真理さんの提唱する「ローリング走法」です。骨盤に歯車があるとイメージして脚を回転させます。着地は自然にフラット着地となり、ふくらはぎの筋肉も疲れません。最初はきついですが、1 kmずつ延ばしてトライを! 年齢とともに身体が硬くなるのは当たり前です。あきらめずストレッチは丁寧に。 |
---|
|
私もフルマラソンでよくつります。いろいろ試しましたが、結局、頑張って走ればつってしまうのは仕方がない、と考えることにしました。対処法として、つった後、もしくはつりそうになる脚がピクッとときたら歩幅を若干狭め、深く呼吸し、なるべく酸素を多く取り入れようとすると収まってくる気がします。音を立てるくらい大げさに息を吐いて走ってみてはいかがでしょうか。止まってしまうことがいちばんのタイムロスとなるので、だましだまし走ることができるのなら試してみてください。また、前日にどれだけ睡眠をとれたかも大きいと思います。 |
---|
|
レースでふくらはぎの「つり」が必ずやってくる、と悩んでいた質問者さんでしたが、寄せられたアドバイスによって、サプリやアイテムの使用よりも、そもそもの身体の準備、練習不足だったことを痛感されたようです。解決の糸口が自分の思っていたのと違った方向からやってくる、これぞ「知恵袋」の醍醐味ですね。 |
---|
このコーナーでは、ランナー同士が気軽に情報交換できるRUNNETの人気Q&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」より注目のQ&Aをピックアップ!
全国のランナーと日頃の悩みや疑問に回答し合えるこのコミュニティには、自身の経験にもとづいたアドバイスならではの貴重な情報が詰まっています。ぜひあなたのトレーニングやレースの参考にしてください!