ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
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暑い時期に長距離を走ると、いつも脚が止まってしまいます。ウルトラマラソンでは歩くことすら困難になり、56kmでリタイア。炎天下でLSDをしたときも、2時間ほど走ると止まってしまいます。水分補給は十分し、のどの渇きは感じず、汗が止まるようなこともないので、脱水ではないと思います。塩分もタブレットで補給しています。暑さの影響でエネルギー消費がひどくなるのでしょうか? エナジージェルが苦手です。気温が低い時期なら、エネルギー補給なしで4~5時間のLSD、水分補給のみでフルも完走できます。(haruさん・男性・フルマラソン3時間20分) |
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長時間のランニングで脚が止まる原因として考えられるのは、エネルギー切れ(ガス欠)、ミネラル不足、筋肉のオーバーヒートだと思います。気温が低い時期では起こらないことを考えると、ミネラル不足か筋肉のオーバーヒートあたりでは? |
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エネルギー切れが原因だと思います。レース中に補給がうまくいっていないのでしょう。ジェルは走りながら補給するのはいいですが、止まって補給するウルトラマラソンのレースなら、固形物を噛んで食べましょう。唾液が多く出て、脳が活性化します。胃腸の働きも活発になり、疲れて食欲が失せたり吐いたりするのを防げます。トレイルミックスなどと称される、ドライフルーツやナッツ類が入ったものがいいと思います。あと、おにぎりですね。パンよりもご飯のほうが噛む必要があり、唾液も出て満足感もあります。スポーツ羊羹などはあまり噛まないので後半に取っておくといいと思います。 |
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同じ10kmでも、夏と冬とではエネルギーの消耗は全く違います。カロリーという数値だけで計算すれば同じ質量の物質(身体)を同じ距離(マラソン等)移動するのですから使用熱量(kcal)は同じですが、その運動を継続する身体能力を維持するためにも、エネルギーを使用します。 |
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よく「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という言葉で表されますが、暑さには慣れが必要のようで、春先から夏にかけて暑い環境で走っていると、私の場合、夏の暑い環境で走ってもなんとか耐えられます。逆に走っていないと、夏場、急に走れなくなります。汗はかけても、恐らく深部体温を下げる回路が身体のなかにできていないのだと思います。 |
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紫外線で皮膚が熱を持ち、ほてり感からグッタリする場合があるので、紫外線対策をするだけでもかなり違ってくると思います。体内から出る熱を発散できないと、血液の粘度も増してドロドロ状態になるため、筋肉の伸縮スピードが衰えて動きが緩慢になってしまいます。また、内臓も暑さで疲れてくるので、エネルギーの吸収自体が悪くなってきてしまいます。やはり皮膚の露出を少なくする紫外線対策は重要になると思います。 |
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汗をかくのにもかなりエネルギーを消費するそうです。たとえ「座っていた」としても。また、喉の渇きを感じてから、給水するのでは「既に」遅く、軽い脱水症状を起こし始めていると聞いたことがあります。それに、年齢が上がれば上がるほど、喉の渇きを感じにくくなるし、身体も水分量が減ってくるそうです。自分で思っているより多めに給水しましょう。 |
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暑さの中でのランニングということで、やはり脱水の可能性は否定できないと思います。僕自身、自覚症状はなくてもレース中にやはり身体全体が動かなくなったので、検査したところ、「血液検査で脱水の傾向がある」との指摘を医師より受けました。脱水症状は自分が思っている以上に進行することがあるということを感じ、それ以降は暑いときは外で長い距離を走らず、ジムのトレッドミルで走るようにしています。 |
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水分補給だけでフル3時間20分というのは素晴しいですが、ウルトラマラソンは計画性と対応能力の競技です。クーラーが当たり前のご時勢、なかなか気温が高いことに身体が慣れない。屋内の仕事でクーラーを使わないことは不可能でしょうが、昼休みにずっと外にいる(できれば走る)だけでも違うもの。真夏の大会(トレイルやナイトラン)に参加したり、あえてサウナ部屋で軽い運動するのもありです。 |
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スポーツドリンクがぬるいと飲みにくくなる場合がありますね。自分は暑い日にはロックアイスを買ってハイドレーションに入れ、さらに保冷バックに入れてザックを背負います。チューブに溜まった水はぬるくなるので、飲んだ後プッと息を入れて中の水をハイドレーショに戻してやるといつも冷たい水が飲めます。気持ち良いですよ。 |
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ふだんは走れる距離でも、暑いと脚が止まってしまうという相談者さん。エネルギー切れ、体質的な脱水、身体を暑さに慣らすなどの視点から、多くのアドバイスがありました! ふだんのレース時には起こらない、未知の身体の反応が潜んでいるのが暑い時期のレースの怖さ。リスクをできるだけつぶせる、念入りな準備をして臨みたいですね。 |
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