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【悩み解決!】転倒しないための対策は?

2018年5月10日

フルマラソンの25km地点で、激しい転倒をしてしまいました。唇から転倒し出血、同時に歯が半分折れました。はじめての体験です。転倒したのは、加齢のため全身の筋肉が弱っているためか? これまでの練習方法は「走るだけの距離練習のみ(筋トレ・柔軟体操はなし)」です。ケガから回復して軽いランニングができるようになりましたが「転倒の恐怖」に悩まされています。
(ultralongさん・60歳・男性/フルマラソン80回、ウルトラマラソン25回完走)

  • 【shjmtmtさんの回答】
    転倒対策に筋トレを追加

私の場合、練習で転倒しました。状況は、コースが石畳で凹凸がありスピード走の練習中。心拍数90%以上で、GPSウオッチ画面を見ようとしてバランスを崩してひざを打ち、手で自分の身体が支えられず、顔面に擦過傷を受けました。それ以降、スピード練習は公園内のランニングコースを利用し、心拍数90%以上になっているとき、GPSウオッチ画面を見ないようにしています。

転倒後、腹筋と腕立て伏せのウエイトトレーニングを練習メニューに加えました。とくに腕立て伏せをしたとき、あまりの筋肉の衰えにびっくり。ランニングを開始して3年目、それなりに筋肉がついていると思っていたのに、まったく違っていました。ランニングで使わない筋肉は、加齢により落ちてくる現実を知りました。腕立ての効果があったかは分かりませんが、今のところ転倒しそうになったこともありません。

それと、転倒したときは、身体が揺れているようなフォームになっていたみたいで、現在はそれも修正を意識しています。一度フォームを撮影してもらい、チェックしてみるのはいかがでしょう?

  • 【ヤクシャさんの回答】
    あえて上手な転倒の練習をする

この際ですから、柔らかいところであえて転ぶ練習を入れてみてはいかがでしょう。うまく転ぶことができれば、仮に転んでもケガの程度も軽くなります。99%以上転ばなかった実績を99.9%にする労力より、効果があるんじゃないかと。もちろんプロも転倒しますが、どちらも大事に至らないのは間違ってもちゃんと着地できるからです。

  • 【亀さんの回答】
    メンタル、フィジカル、シチュエーションから原因を検証する

「転ばない走り方」というものはまずないでしょう。
レース中は、走ることだけ考えているわけではありません。設定ペースを確認したり、沿道の声援に応えたり給水のポジション取りを計算したり、風向や集団の位置決めを検討したり・・・これはすべて走りながら行なうことで、思考している間、ランニングは無意識下で継続しているはず。路面の変化を見落とす危険も多いでしょう。

上記を想定するとランニングは「転倒するスポーツ」と考えるのが自然でしょう。なぜ転倒したのかを、メンタル、フィジカル、シチュエーションそれぞれにおいて検証すると原因が分かりやすいと思います。フィジカル面なら「過密なトレーニングが少し間際過ぎてはいなかったか」など、メンタル面では「油断はなかったか」「中間点を過ぎて注意力が散漫になっていなかったか」、シチュエーションでは「マンホールなどの危険がなかったか」などです。

  • 【tokkunotonmaさんの回答】
    ひざを引き上げるフォームに修正

私のフォームは摺り足のような感じで、日常生活でも結構つまずくことがあります。1年半前のレースでは、濡れた直角コーナーの内側を通り過ぎ、草株を踏んでツルっと滑ってバランスを崩したあと、路面に埋設したコンクリートの集水升の角につまずき、顔面から路面にダイブ。鼻の下を切って流血、救急車に乗りました。護身で使った四肢も、挫創がひどかったです。
大事には至らなくても、このレース以外にもつまずいたことがありますので、真剣に悩み、最近は日常生活の歩き方からジョギングのフォームまで、意識して少しひざを引き上げるようにしています。

原因として私が思いつくのは、年齢的に加私と同じように足が上がっていないこと、視力の低下で凹凸が十分に把握できなくなっていること、平衡感覚の低下でバランスを崩しやすくなっていることなどです。対策としては、年齢的にも筋トレ、視野/視角の把握(乱視などの補正)などが挙げられます。質問者さんはもう転倒してしまった場所には行けないかもしれませんが、可能であれば現場検証をしてみてください。もしその場だけの特異な事情が原因なのであれば、不安な気持ちは不要ですものね。

  • 【はっちゃんさんの回答】
    速くダイナミックに走る

私自身も練習中に転ぶことがあります。それもジョグのような、スピードのたいして出ていない練習のときです。つまり、自分では自覚していなくても、筋力の衰えなどで脚が以前よりも上がらなくなっているのだと思います。着地のときにわずかな段差があるだけでつんのめったように転倒します。つまり、ある程度速いスピードで走ったほうが私の場合は良いみたいです。参考になるか分かりませんが、今よりもダイナミックに走ってみるのも良いかもしれません。

もうひとつ、耳の中にある『内耳』の中にあるわずか0.1mmくらいの耳石(じせき)が神経の先端に載っていて、身体の傾きを感知しているそうです。この働きが老化と密接に関係していて、鈍くなっている可能性があります。

  • 【初心者ランナーさんの回答】
    脱水状態の可能性

ただ単につまずいたのではなく、疲労と脱水状態で頭がボーッとしていたのではないでしょうか。通常の転倒であれば手をついて頭部を守る動作をとっさにとると思います。
また、フォームについてですが、私の転倒した同僚は脚の引き上げが弱く、ふくらはぎから下の筋肉に頼ったフォームになっていたので、お尻や太ももの筋肉を使った、脚全体を回転させるイメージのフォームに改善中です。

  • 【走れ!ペンギンさんの回答】
    練習しすぎの疲労?

質問者さんの実績を考えると、かなり練習されていますよね。そうすると、自覚的にはともかく、身体のあちこちに疲労が溜まってしまい、疲れの出るレース後半に思わぬ転倒に繋がるように思います。

  • 【ogaogaさんの回答】
    平衡感覚に異常があるかも

平衡感覚に異常がないかチェックしてみるといいです。気をつけの姿勢で立ち、片方の足をもう一方の足の前に出して、かかとをつま先につけ、足を一直線に並べます。30秒そのままでいられたらセーフ、足が地面から離れてしまったら、耳の機能の衰えによる平衡感覚の異常が疑われるそうです。

  • 【shinchanさんの回答】
    関節を痛めないスロートレーニングを

私も似たような年齢で、練習中転倒することがあります。いずれも右足が何かにつまずき、右ひざから転がっています。原因として、加齢による筋力の衰えを実感。質問者さんのレース歴を見ると、走り方に問題があるようには思えません。今までは必要なかったかもしれませんが、筋力トレーニングを取り入れてみるのはいかがでしょうか? 特別なことをする必要はないと思います。スクワット、カーフレイズ、腹筋くらいのメニューで、関節に必要以上の負荷をかけない、常にゆっくり身体を動かす「スロートレーニング」で行うのをお勧めします。

  • まとめ

キャリア的に大ベテランだからこそ、転倒のショックも大きかった質問者さん。脚の上がりの衰えを原因と見た同年代ランナーの体験談や、平衡感覚の異常や脱水症状の可能性について意見が寄せられました。とはいえ、転倒はトップランナーでもありうる現象。ダメージを減らすための「うまく転ぶ練習」は実践してみたいアイディアですね!





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