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ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!

【悩み解決!】初心者なのに故障。不安です・・・

2018年3月28日

走り始めて10ヵ月。当初トレッドミルで週に2度、30分走っているだけだったのが、ランニングサークルに入り、10kmレースにエントリーしたことで、1度の練習の距離を6~8kmほどに。しかしその練習を続けてわずか3週目、速い人たちとのビルドアップ走に頑張ってついて行こうとした結果、脛骨内側の骨挫傷を起こしてしまいました。今もランニングはドクターストップの状態です。ショックなのは、月間200kmも300kmも走る人がなるようなこのケガに、わずか週15kmしか走っていないのになってしまったこと。元々フォームは悪く、後傾、浮き指、ヒザが過回内気味、X脚です。せっかく走るのが楽しくなってきたのに、自分にはハーフやフルなどのレースを目指すことは無理なのかと不安です。
(ななしさん・40代女性)

  • 【クロぽさんの回答】
    「走れる身体」に適応していきます

趣味の域でマラソンをやるには、体型は気にすることないと思います。ひとそれぞれ、適した走り方はあるはずです。運動経験はありますか? もし無いようでしたら、走る負荷に対し、身体が適応できていないだけだと思いますので、ゆっくり少しずつ距離を延ばしていってください。筋トレとしては、軽いハーフスクワットくらいが良いと思います。僕も走ったことない月間距離を積んだ時は、やはり脚が痛くなり、そこから休養、完治、距離を延ばす、を繰り返してきました。しっかり治して、新たな一歩を踏み出してください!

  • 【あしくりさんの回答】
    脚づくりと衝撃緩和の工夫を

まだ脚ができていない状態で強度を上げたからではないでしょうか? 骨や腱が損傷する原因には、筋肉が弱いことや、疲労していて着地の衝撃を支えられないことが考えられます。練習の強度や頻度が上がり、筋肉に柔軟性がなくなる(コリがある、筋肉痛などの状態)と、今まで筋肉がクッションとして機能していたのが、ダイレクトに骨や腱に衝撃が加わることになります。

少しずつジョグの距離を延ばし、地道に脚をつくっていきましょう。ふくらはぎや太ももの裏表の筋トレなどもいいと思います。そして練習後や入浴後のストレッチ、柔軟を習慣化して筋肉に疲れを残さないことも大切です。

私の場合は現役のころから故障のオンパレードでしたので、練習後のストレッチ、アイシングは必須。なるべくクッション性のいいシューズを選んだり、市販のインソールや靴下を使って衝撃を和らげています。おかげでここ2年くらいは大きな故障もなく練習を継続できています。走れない時期にも、筋トレや水泳などでの心肺機能強化など、やれることは多々あるはず。せっかく足を踏み入れたランニングの世界ですから、ゆっくりでもいいので楽しみながら頑張ってください。

  • 【shinchanさんの回答】
    初心者にまず大事なのは「持久力」

私は医者ではありませんので断定はできませんが、故障の要因は単純に急激なスピードアップ=急激な負荷だと思います。ジムでのトレーニングもしっかり行っていたようですので、身体的にはロードレースを走る上で何の問題もないと思います。「速い人達とのビルドアップ走に頑張ってついて行こうとした」は、やってはいけませんでしたね。ランニング初心者にとって、まず身につけなければならない能力は「持久力」です。スピードは不要です。ドクターからOKが出たら、まずはジムワークから再開を。無理のないペースで少しずつ距離を延ばす練習をしてみてください。

  • 【黒ちゃんさんの回答】
    サブ4まではビルドアップ不要

走る前は動的ストレッチ、走った後は静的ストレッチ、筋トレも空き時間にすると良いです。
40代の女性を教えていますが、まずはキロ8分くらいで、1時間走れるようにゆっくりジョグから始め、徐々にスピードを上げていきます。ビルドアップなどのスピード練習は、サブ4ランナーあたりからすればいいので、今はまだ必要ないですし、スピード練習せずともサブ4は達成できます。速い人と走って刺激をもらうのは良いのですが、それによってフォームが崩れケガにつながった可能性がありますね。筋トレも、マラソンに必要な大腿四頭筋、背筋、腹筋などの筋肉を鍛えるようにしてください。故障しにくい身体を手に入れましょう。

  • 【battyさんの回答】
    「急がば回れ」で体力をつけましょう

走るということは、ウォーキングよりヒザや身体に何倍もの負担がかかります。恐らくこれまでの運動経験から15kmという距離でもかなりの負担になったのだと思います。
時間をかけて少しずつ、ゆっくり走行距離を延ばしていきましょう。以前のように、週に2回5kmずつ走り、身体が慣れてきたら6kmに増やしたり、時間を伸ばしたり、と工夫して順応させていくことが大切です。「急がば回れ」ですので、少しずつ体力もつけていきましよう。

私も以前、フルマラソンに初めて出る前は不安で仕方なく、もともと悪かった姿勢の改善から始めました。O脚は治りませんでしたが、足組みをやめたり、座る時の骨盤の位置を意識するだけで身体のバランスが良くなり、フルマラソンにも出られるようになりました。身体は硬いほうではありませんか? 普段のストレッチも大切です。マラソントレーニングとは決して走ることだけではありませんよ。

  • 【吉田十段さんの回答】
    自分に合ったフォーム作りを

治療は医師に任せるとして、完治後の予防ですね。骨の周囲の筋力が足りないと故障の原因となります。ゆっくり自分のペースで距離を踏んでください(ちなみにトレッドミルは着地の衝撃が少なくて筋力向上には疑問があります)。

フォームは修正できますし、X脚で速いランナーはいくらでもいます。ポイントは自分に合ったフォームを作り上げることです。シューズーメーカーなどが実施しているフォーム診断などを受けられてはいかがでしょう?

あとは精神的な部分です。仕上がったランナーのビルドアップについていくには走力も基礎も足りていません。やみくもにやらず、焦らずに、自分に合ったペースを見つけてから頑張る量を見極めましょう。

  • 【はっちゃんさんの回答】
    誰でも起こるケガ、悲観せずに

骨挫傷とは、骨の骨梁に生じた微細骨折ですが、月間200~300km走っている人だけがなるものでもなく、まったく運動していなくても、転んだり衝撃を受けたりすれば起こることもあるということです。しっかり安静にして回復を待ったら、少しずつ練習メニューを作っていきましょう。フォームを改善すること、食生活の見直しで骨や筋肉を丈夫にすることを同時にできれば良いですね。走れば「走る筋肉」はちゃんとついてきます。決して無理をしないで休養と栄養に気をつけることです。

  • 【しげりんさんの回答】
    ウォーキングからフォームの弱点を探る

元々フォームが悪いという自覚がおありなので、まずは目先のランよりもウォーキングでフォーム固めをしてみると良いと思います。多く歩くことで、最初に悲鳴を上げる身体の部位がどこなのかが分かり、後のランに向けての体力強化に役立てることができます。私の場合はリュックを背負っていた関係で背中が痛くなりましたが、必ずしも荷物だけが原因ではなくて猫背気味なのが疲れの原因でしたし、足裏の痛みもシューズのインソールを変えることで解決しました。

ランは歩行の延長線上にある、というのが私の考え方です。じっとガマンを続け『ああ、そろそろ走りたいなあ』と思ったらスキップ、ジョグ、本格走り等に移ります。身体を故障させないためにも無理は禁物です。過信せず、地道なステップの積み重ねで、脚全体の筋肉がトレーニングに耐えられるようになっているのかどうか、日々、自問自答しながら進めていくべきだと思いますが如何でしょうか。

  • 【内股女子さんの回答】
    故障はフォームを作り直すよいチャンス

私も、故障した際は1ヵ月間、ランはお休みし、その間は水泳や自転車をして体力が落ちないようにしました。走れるようになってからは、走り方をいろいろ考え、裸足感覚のシューズで走ってみたりもしました。いきなり距離やスピードをステップアップし過ぎず、時間をかけて徐々に上げていくことで、年間フル4本ほど走る現在に至りました。

ご自身でも自覚されているようにフォームが悪いのであれば、復帰しても同じことを
繰り返すかもしれません。せっかくサークルに入っているので、メンバーにチェックして貰う、撮影してもらうなどしてフォームの改善をしてみてはいかがでしょうか。スピードはその次。ドクターストップの期間は悶々としそうですが、パワーブリーズなど、身体を動かさなくてもできるトレーニングはありますよ。ちなみに私もX脚です。これに関してはノープロブレムです!

  • まとめ

走る楽しさを知り、いちばんノッてきた時期だからこそ、故障がショックだった質問者さん。先輩ランナーからは、身体作りと練習強度のバランスを取り、自分に合ったランを探っていく先に、レースを走れる脚もついてくるはず!といったアドバイスが多数寄せられました。





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