【悩み解決！】幅広のレーシングシューズを探してます

私も走り始めた頃は甲高幅広だと自分の足をとらえていて、4Eのシューズをはいていました。でも、走るにつれてワイドではなく、レギュラーサイズで良いということが分かってきました。さらに速く走るためにはシューレース（靴紐）もビシッと締めるようになって、ますます幅の広いシューズはブレて走りにくく感じるようになりました。実は自分で思っているほど幅広ではない可能性もあります。まずは正確に測ってもらうことをお勧めします。

私の経験では、レーシングシューズはアッパーのメッシュが柔らかいので、幅が多少広い足でもはけるはずです。私は小指の付け根の軟骨が外に飛び出ています。それでもレギュラーで十分にはけます。3E サイズならいろいろなメーカーから出ていますから、試しばきしてみてください。

外国製のシューズのほうが幅が狭いシューズが多いので、日本製のシューズをお勧めします。とにかく、試しばき、できれば、試走できる（店によってはトレッドミルで走らせてもらえます）といいですね。いくつかのメーカーが協賛で試履会を行っている場合があります。そんな機会を利用するのがいいと思います。

私は以前、「自分の足は幅広だ」と思い込んでいました。レースシューズだけでなく普段の靴も3Eを購入していました。しかし、生まれて初めてASICSのマシンで足計測してもらったところ、ごく平均的な足と判明。足長、足周、かかと幅、足高、アーチ高、かかと傾斜角度、第1趾側角度など、詳細データ取得できます。以降、このデータをショップ側に示してシューズを探してもらっています。

また、同じサイズでもブランド差ありますし、さらには「個体差」もあります。実際にはいてみなければ怖くて買えないので、ランニング専門のショップに行き、ランニングに詳しい店員との面談により購入しています。

私もそうなのですが、「足のアーチが弱い」方に足の幅広が多いようです。アーチが弱いということは、走っていてもクッションがあまりなく、レースでも疲れやすかったり、結果的に足を傷めたりするといいます。そこで、私はインソールをオーダーメイドしています。足の形状や走り方を計測してもらい、アーチができやすいようにクッションを入れてもらいました

その結果、普段は私も幅広シューズをはくことが多かったのですが、レギュラーでもはけるようになりました。しかも、サイドからのサポートが強くなり、走っていても疲労を感じにくくなりました。ぜひインソールのオーダーメイドを試してみてください。

2Eでも4Eでも、アッパー（甲の高さ）が違うだけで、アウトソールの幅は同じ場合があります。僕もかつては、4Eをはいていましたが、今は2E、シューズによってはDをはいています。シューズマスターさんによっては幅広シューズのデメリットを主張されている方もいます。

私も日常ではく靴はかなり幅広（5E相当ですよ）ですが、レーシングシューズは2Eです。ヒモの結び方を工夫するだけで、まったく問題なくはけます。つま先側からふたつ目の穴から出たヒモは、クロスさせず、ストレートに上の（3つ目の）穴に通して、その後はまた通常のようにクロスさせて結びます。そして最後からふたつの穴から出したヒモは、最初と同様にクロスさせず、すぐ上の穴（いちばん上の穴）へストレートに入れ、そこにできたヒモのループに、逆側からクロスさせたヒモを通すという方法です。3Eや4Eのシューズよりフィット性が増して、快適でになります。ぜひ参考にしてみてください。

私も甲高幅広で悩みました。特にトレイルランのシューズは幅広タイプが少ないのでレギュラーのワンサイズアップでガマンしていました。1回だけはいてお蔵入りしたシューズも数知れず。今は、Vibram FiveFingers V-TRAIL でロードもトレイルも対応しています。5本指シューズのFivefingersは指先が広がっているのと伸縮性があるので、足の原形に近づけられ、幅広甲高で悩まれている方におすすめしたいです。