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【悩み解決!】故障でモチベーションが上がりません

2017年11月29日

半年前、初めて故障(足底筋膜炎)しました。足裏の痛みが悪化しないようにスピード練習を控えつつ、完走できたらという思いでウルトラマラソンにエントリー。夏場も練習を積んできたのですが、なんと台風で中止に…。今や腑抜け状態で、モチベーションが上がりません。以前、夢中で練習していた時のようなやる気が戻るのか、忘れられないあの達成感がまた味わえるのかと思うと不安です。好きでやっている趣味のことなのに、今は落ち込み、自己嫌悪から這い上がれません。みなさんはこのような場合どうしましたか?(あき/40代女性・走歴7年・フルのベスト3時間38分)

  • 【syuidasyaさんの回答】
    応援でまた情熱が

故障に大会の中止。とてもつらいと思います。僕も今年初めてケガ、リタイアを経験し、3大会キャンセル。このまま走ることができなくなるのかなと思い、落ち込んでいました。
立ち直りのきっかけは、参加予定だった大会に行って、友人の応援をしたことです。友人だけでなく、多くの方が本当に楽しそうに走るのを見て、「もう一度走りたい」と思うようになりました。記録を伸ばせるかは分かりませんが、今はもう一度ゴールの瞬間を味わいたいという気持ちで練習を再開しています。自宅近くの大会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 【すなふきんさんの回答】
    ケガの克服は財産になる!

趣味でも、そうやって落ち込んだり、自己嫌悪に陥ったりするのは、真剣にやっていればこそ。ケガを克服した成功体験が作れれば、一生モノの財産になるのではないでしょうか。

私も股関節脱臼を経験し、どうにも治らず、5年間も走るのを止めていましたが、弱点や痛みとも付き合いながら、自分を信じ、長いスパンでの目標を作って走り出しました。故障も糧になるはずです。私も40代ですが、まだまだこれから記録を伸ばしていくつもりです。頑張ってください。

  • 【shinchanさんの回答】
    ランニング人生、長いです

ラン歴17年の53歳です。故障も何度も経験しました。毎回、治療後はウォーキングから始めて、休んだ期間の2倍の期間を要して復帰しています。

肝心なのは焦らないこと。痛みが残っている状態でのトレーニングは良いことありません。レース復帰は年明け以降でも良いと思います。出場レースに合わせようとする気持ちもよく分かりますが、ランニング人生はこれからも長いです。1回や2回、レースをスキップするぐらいの余裕が必要ではないでしょうか。

モチベーションに関して、私は決して純粋に「走ること」だけが好きではないんだと、自己分析しています。私は「レース」が大好きなんです。「抜く」、「抜かれる」。楽しいし悔しい。この歳になっても自己記録更新をあきらめていません。ただし最近は、身体の声に耳を傾け、無理はしない。今、質問者さんがモチベーションが上がらない状態は、それはそれで受け入れましょう。自己嫌悪に陥る必要はありません。40代なんてまだ先は長いじゃないですか!

  • 【あかにゃんころりんさんの回答】
    「挫折」をバネに変える

「挫折」という言葉があります。人は、最初は楽しくても、中間で「挫折」しやすい動物です。私も何度か同じような経験をしたことがありますが、そんなときはこれも運命だと考え、自分に合ったことをするよう心掛けています。

今回は大会に出られなくても、これからもっとたくさんの大会にエントリーするぞ!という気持ちになれれば、マッサージや補強、ウォーキングなど、気乗りしないものでも、ラクラクとこなせるようになっていました。現在のつらい状況だけ見つめるのをいったんやめ、来年や近い将来までイメージしてみたらいかがでしょうか。

  • 【こそ練ジョグさんの回答】
    故障が深みや成長を与えてくれる

生涯故障なしでランニング人生を全うできることは、真剣にやっている人ならほとんどないと思います。また調子が良いときは天狗になってしまいがちです。フォームもつい自己流になり、糸が切れた凧のようにペースを上げすぎて、それが故障の原因になったのだろうと思うこともあります。

故障で走れない経験は、ランニングに対して謙虚にもなれます(東日本大震災で多くの大会が中止になったときもそうでした)。故障を克服することで、走る楽しさとありがたみがわかり、ランナーとしてさらに成長するのだろうと思います。

  • 【はっちゃんさんの回答】
    『超回復』で強くなります

私も肉離れなど多くの故障を経験してきました。初めての故障だと、モチベーションが下がるのは仕方ないです。もとに戻るのか、不安や練習への怖さが出て、意識しなくても身体がこわばり、力が出せません。出しているつもりでも出ません。

しかし、人間の身体はよくできていて、故障する前よりも後のほうが強くなっています。いわゆる『超回復』というやつです。だから、故障した今はとにかく完治させることを優先しましょう。治ったら私は強くなっていると暗示をかけましょう。実際に強くなっていますから。そして、ゆっくり、じっくり負荷の弱い練習から再開してください。焦って以前と同じ強度の練習から再開しないこと。そして、走れることが楽しかったころを、走れる幸せを思い出しましょう。走って楽しいと思えてきたら、それが大会へのモチベーションにもつながるはずです。

  • 【てるちゃんさんの回答】
    ラン友が支えに

ラン歴12年52歳の私自身、故障で走れなくなった時も、無理して走って余計に悪化してしまったり、大会の結果で自分自身の情けなさにテンションが下がったり…思うようにはいかないものです。そんな時に必ず助けになってくれるのが「ラン友」です。答えは見つからなくても、話を聞いてもらえるだけでも気持ちはラクになりますよね。また練習でも週一回一緒に走る友達もいて、お互いいい刺激になっています。身近なラン友、また走らなくても何かに一生懸命に頑張っている方なら、質問者さんのお気持ちも分かってくれると思いますよ。

  • 【黒ちゃんさんの回答】
    リレーマラソンがおすすめ

やはりケガを治さないと100%の力が出せないし練習にもならないので、自己満足で走るくらいなら、しっかり身体を休めて治したほうが良いです。

走りたい場合は、リレーマラソンなど、みんなと一緒に走る大会でモチベーションを上げるのをおすすめします。私も故障をしている箇所に負荷がかからないよう筋トレするなど、走らなくてもやれることがいっぱいあると気がつきました。

  • 【Rurunさんの回答】
    人生万事塞翁が馬

走れない苦しさ、つまらなさ、虚しさは私も肉離れした際に多少なりとも感じた時期がありました。

とはいえ、物事はすべて考えようです。これによって、ケアの大切さに気付くことができたと思いますし、これを機に弱い部分を鍛えよう、ケガしない身体づくりについて落ち着いて学んでみようと、新たに取り組むこともあるんじゃないでしょうか。

歩けなくなったわけではないし、回復していく過程も後々必ず役に立ちますし、それ自体が小さい達成感につながるような気もします。やらされているのではなく自分が好きでやっているのですから、戻らない過去ばかり考えず、一度リセットして新しい目標を設定していけばいいと思います。

  • 【キッシーさんの回答】
    練習会で刺激を受ける

私の場合は2年ほど前の骨折からの復活を機に、ランニングクラブの練習会に参加するようにしたところ、集団で走ることに刺激を受け、仲間も増えて、モチベーションが向上しました。さらには故障前よりもタイムがよくなりました。

  • 【tokkunotonma】
    細かなメニューで達成感を

フルマラソンやウルトラの完走という結果(大きな目標)を求めるのは最終的なこととして、もう少し小さい目標を立てて、それを達成する喜びを味わうのをおすすめします。ただし、小さな目標と言っても大きな目標を達成するためにブレークダウンされて来ている目標であることが大事です。小さな積み重ねが少しずつ上につながると思える達成感で、気持ちも少しずつ前向きになると思います。

  • 【koujihさんの回答】
    コンディショニングに重きを置く

走歴6年の50代です。2週連続フルに出たりしますが、これまで故障経験はありません。私は走力アップのため、走る練習同様、身体のコンディショニングもするようにしており、故障しないのはそのためだと思っています。

ほとんどの故障の原因は、練習のやり過ぎか、元々身体のどこかに問題があり、それによってどこかに負担が集中したことによります。やり過ぎは満足感につながるし、ケアすることを忘れてしまうこともよくあります。

そこでコンディショニングのジムでSOAP(身体の体組成や柔軟性、クセなどのチェック)とトレーニングメニュー作成をしてもらっています。トレーニング時間が一定であれば、走る時間をコンディショニングに回して走り過ぎも防げますし、走るトレーニングの質も向上して気持ちも上がってくるかと思います。

  • まとめ

初めての故障、そして不安をかかえながらも復帰への足がかりにと思っていたレースの中止…頑張りの糸がぷつりと切れてしまった質問者さんに、多くの温かなメッセージや経験談が寄せられました! 故障の経験を強さに変えられること。長い目で、そして広い視野でランニングに向き合うこと。これまで以上に力強い一歩が踏み出せるヒントがありそうですね。





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