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【悩み解決!】初ウルトラマラソン完走! が、その後走力が戻らない…

2017年9月25日

先日、初のウルトラマラソンとして100kmレースに参加。一週間ほど休養してランニングを再開し、定期的に走っているものの、どうしても以前と同様までペースを上げられません。10kmも走ると余裕がなく異常にキツイ状態で、脚も動かなくなってきてしまいます。ここまで体力の低下が短期間で現れたことがないので原因がイマイチ分かりません。(イヌヒデさん・男性)

  • 【はっちゃんさんの回答】
    「超回復」を信じて今は休むべき

今はいつもより強い負荷をかけてトレーニングした後の「超回復」という現象が起きうるときです。個人差はありますが、人間にはそういった、いったん筋肉を傷めつけ、そこから回復するときに以前よりも素晴らしい筋肉になっているという力があるのです。心拍が上がり、キツさを感じるのは身体が悲鳴をあげているということ。今は無理しないで、疲れを癒してあげましょう。水中ウォークもおすすめです。体重を感じず、水圧の抵抗がある身体にやさしい環境でトレーニングできますからね。試してみてください。

  • 【吉田十段さんの回答】
    食欲や睡眠にさえダメージは残ります

私も先日のウルトラ出走後2週間は、スピードがまったく出ないばかりか身体の内部までダメージが残り、食欲や消化、それに睡眠まで影響が出ました。スピード練習や高負荷な練習を避けて1ヵ月くらいで戻った感じです。やはりフルとウルトラは違いますね。それでもやめられないのが面白いところです。

  • 【きむらんさんの回答】
    深層筋肉は回復遅し

100kmのダメージは身体の深部にも蓄積しているので、約1ヵ月は疲労を引きずるのではないかと思います。とくに、脚を上げる腸腰筋などの深層筋肉の疲労はなかなか回復しないと自分は感じます。初ウルトラとのことなので、無理せず焦らずゆっくりと回復に努めることが遠回りのようで近道です。

  • 【brianさんの回答】
    回を重ねると身体が慣れていきます

サロマ湖ウルトラマラソンに5回出場、完走しています。初参加後は半年ほどダメージが残った感じでした。2年後の完走後は初回ほどダメージは残らず、1ヵ月程度で戻った感じでした。それから毎年出ていますが、ダメージの修復期間は少しずつ短くなっているように感じます。距離に対する身体の慣れが大きいのかなと思います。

  • 【koujihさんの回答】
    距離の単純比以上のダメージあり

フルと比べて、距離は2.5倍でもダメージはそれ以上です。私も初ウルトラの時は今までに経験したことのない疲労感に襲われました。個人差はあると思いますが、私の場合は普通に走れるまでに1ヵ月ほど掛かりました。無理をせず休養(アクティブレスト)してじっくり回復を待てば、いずれ元に戻ると思います。

  • 【こそ錬ジョグさんの回答】
    細胞レベルでの回復を待つ

フルマラソンの後でも、筋肉が元の筋力と持久力を完全に取り戻すには、14日ほどかかるといわれています。血中のクレアチニンキナーゼと、しばしば血尿にもつながるミオグロビンが上昇し、元の水準に戻るには7日かかるそうです。その他のダメージも考えると、細胞レベルではマラソン後の完全回復には最低7~10日の休養が必要です。100㎞レースの後だと、回復期間はこの2倍以上は見ておいたほうがよいかと思われます。

  • 【ヤクシャさんの回答】
    血液の修復には時間が必要

私の場合、毎年、丹後の100kmマラソンを走ってから一週間後くらいに会社の健康診断があるので、体調の変化が数字として表れるのですが、1週間くらいでは血液中のビリルビン(赤血球が破壊されて数値が上がるというもの)の数値が悪いままです。
血液の修復は結構時間がかかりますので1週間では本調子は難しいということのようです。血液の数値が悪いまま無理に走ると、いろいろなところ(とくに肝臓)に普段より負担かけますので、しばらくは軽めの運動をお勧めします。

  • 【HIROさんの回答】
    疲労抜きの10km走が習慣

私も年間100km超レースを6~7大会走ります。
私の経験ではウルトラを走った後、翌日には必ず疲労抜きのために、ゆっくりペースで10km程度走ります。これをするとしないとでは回復度合いがまったく違います。また、レース直後は温泉で身体をマッサージし、むくみ防止で牛乳を飲んで、筋肉痛防止にアミノ酸サプリ。とにかく走った直後のケアはしっかりやるようにしています。

  • 【コンタツさんの回答】
    徐々に距離を延ばす手も

おそらく、脚のダメージよりも「内臓」のダメージがウルトラマラソンでは蓄積されたのだと解釈しています。自分の場合は、漢方胃腸薬の大衆薬を試してみました。
急にレースで長い距離を踏まずに、段階を踏んで50km、70㎞、80㎞と一回ずつでも練習で慣らしておけば、レース当日のダメージは和らいだのではと思っています。焦らず回復に努めてください。

  • 【PIGさんの回答】
    早めにスピード練習を始めます

ウルトラ走った後って確かに遅くなるんですよね。体が低速走行に慣れるっていうか「そんなに無理したらもたないぞ」って身体がブレーキかけるっていうか。ウルトラ後に速く走ろうとするとすぐ息がきれて、心臓はバクバクになってしまう。
私の場合、なるべく早めに徐々に速度上げる練習すればすぐにもとに戻ります。いきなりは戻らないのでウルトラ走った翌日からゆっくりジョグを開始して、1週間後にポイント練習します。ポイント練習は一定ペースを保ちやすいのでトレッドミルを使ってます。ロードランニングだとキロ4:30で走れてるだろ!と思ってるのに5分越えてるなんてことありますから。

  • 【さっちんさんの回答】
    鉄剤やサプリで赤血球回復のフォローを

私もウルトラに初挑戦した後、何もする気力が出ないほどの倦怠感に襲われました。原因は貧血でした。近くの診療所で血液検査をしてもらったところ、赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値が低値異常になっていました。足底の毛細血管中の赤血球が着地の度に壊れたのだろうと思われます。食事に気を付け、鉄剤やコエンザイムQ10などのサプリを摂取して1ヵ月程度で回復しました。血液検査も兼ねて半年ごとに献血しています。それから貧血には一度もなっていません。

  • 【ヨッシーさんの回答】
    インターバルで瞬発系の筋肉を再生

私も経験がありますが、ウルトラマラソンを走り終わってから身体が元の状態に回復するには早い人で一か月はかかると思います。ロングに身体が慣れてしまって、瞬発系の筋肉がうまく使えないので、これから100kmを極めるのなら別ですが、フル以下に出場するのであれば、ダメージを早く抜いて、インターバルで(瞬発系の)筋肉の再生を図ることが先決のように思います。

  • まとめ

なぜ本調子に戻らないのか? 初めての経験に不安を覚えた質問者イヌヒデさん。とにかく100kmで身体が受けたダメージはフルマラソンと同じレベルのものではない、ということを前提に、多くのランナーから体験談とアドバイスが寄せられました! この初ウルトラならではの洗礼を、うまく今後に繋げていけたらいいですね。





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