ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
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フルのレース展開ですが、いつも前半はキロ5分前後で入り、25km過ぎから失速、最後はキロ6分台になります。ネガティブ・スプリット(※)をやってみたいのですが、後半に余力があるのかどうか心配で実行できません。次のフルマラソンで3時間40分台が目標ですが、最初キロ5分30秒ぐらいで入って徐々に上げていき、30km過ぎからキロ5分10秒ぐらいで走れないものでしょうか? |
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タイムから考えると、レース展開や天候等の条件がそろえば3時間40分は十分達成可能なラインだと思います。最初の5kmをキロ5分30秒で、5km以降は5分15秒ペースまで上げ、30kmまでそのままイーブンペースで走り切れれば立派なネガティブ・スプリットです。 |
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トレーニングメニューの前に、レースマネジメントに問題があると思います。 |
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後半の失速には、乳酸対策メニューを提案します。 |
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最初の5kmを28分前後で入ります。早くても27分10秒です。 |
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私はサブ3ランナーで、イーブンペース、またはネガティブ・スプリットでレースを走っています。普段のペース走は平坦なロードで行っているので1kmごとのラップをみていますが、ロング走では起伏や風の影響を受けたりするので、5kmまたは10km程度のラップしかみません。レースのときも5kmごとのラップしか見ません。練習でその感覚を養っておくと、だいたいタイムを予測できます。 |
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フルの走り方についてですが、市民ランナーの場合は練習量、持久力、経験数、そして記録狙いか否か、によると思います。個人差がありますが、おそらく30km走のペースがフルのペースの目安となります。 |
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私の場合、ネガティブ・スプリットは、心拍数がAT(無酸素性作業閾値。有酸素運動と無酸素運動のボーダーライン)を超えないようにガマンすれば30kmから先のペースの落ち込みはかなり減るように感じています。 |
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ネガティブ・スプリットって難しく考えられる方が多いですが、単純にビルドアップみたいなものとお考えください。ゆっくり入って速く上がるという点で、同じですね。私は昨シーズンの30km走でビルドアップを行い、その後のレースでは30kmからの粘りが出せました。トレーニング方法とか調整メニューも大事ですが、発想そのものを変えるのも一案と思います。普通にジョグ練習をするとしても、全距離の最後1割程度をペースアップするだけでも変わります。 |
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レーススタート後の渋滞に巻き込まれ、入りの5kmで「意図せざるネガティブ・スプリット」になることがあります。でも、これくらいの「ウォームアップ」が自分には適しているのか、5km以降は一貫して20分台でラップを刻めています。 |
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ネガティブ・スプリットを実践するのに大切なのは、30km過ぎてからの無酸素運動に耐えられる心肺機能がつくれるかどうか。練習では、インターバル走または坂道ダッシュを取り入れるのが最も効果的。それが難しいのであれば、ペース走の最後の数kmを呼吸がセーゼーなるまで追い込めば良いと思います。 |
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私も4時間を切ってからタイムアップに悩んでいますが、速いタイムを出したいのであれば「速い入り」が基本だと思います。もちろん最初の5kmは抑えたほうがいいですが、30kmまでいいペースでいってどこまで粘れるかがカギだと思います。30kmまでキロ5分で行ければ、40分台は間違いありません。 |
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目標レースが、後半ほとんどフラット、もしくは下り坂のみ、風景に飽きがこない、など前半より走りやすいと、ネガティブ・スプリットも成功しやすいはずです。前半にアップダウンが多く、またスタート直後の混雑もあれば、そもそも前半で好タイムを出すことが難しいので必要以上にタイムを気にしないで。 |
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大事なレース展開のひとつ、前半ゆっくり入って、後半にペースを上げるネガティブ・スプリットについて、実体験を交えた多くのアドバイスが寄せられました! この挑戦の先にはひとつ扉が開けそうですね。
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このコーナーでは、ランナー同士が気軽に情報交換できるRUNNETの人気Q&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」より注目のQ&Aをピックアップ!
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