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【悩み解決】一度レースでリタイアしてからフルに出るのが不安。対策は?

2016年7月28日

昨年、フルマラソンに出場するも37km地点で初めてリタイアしました。いつも達成できる4時間以内でゴールできないと分かり、気力がなくなったのです。ショックでした。フルはこれまで30回ほど完走。去年までは土日にLSD(15~20km)、平日は10kmほど練習していましたが、今年は仕事の都合でLSDが思うようにできていません。もしレースに出てもまたリタイアするのではないかと不安です。
(ジャリンコさん/走歴9年・58歳・女性)

一度のリタイヤによって失った自信と不安感に苦しんだ経験のあるランナーは少なくありません。

  • 【shinchanさんの回答】
    レースペースを下げたらできた「真の完走」

気持ちの問題、よく分かります。「このまま走っても昨年の記録を破れない」と気持ちが切れてしまうと、身体が動かなくなるものですね。

1年半ほど前、3レース連続で途中ストップ⇒歩く、を経験しました。なんとか棄権は免れましたが、「歩きグセ」がついたな、と心配になり、思い切ってレースペースを下げる決断をしました。おかげで先日のレースでは久しぶりに「途中で止まらず」「歩かず」の真の完走を果たせました。

記録は大事ですし、いつまでもこだわりたい。でも、走る目的はそれだけではないはず。また、ここからの挑戦です。ジャリンコさんも一歩ずつ前進しましょう。

  • 【亀さんの回答】
    意識の変革が大事!

ジャリンコさんはフル30回出場というからには相当ご自身に厳しいランナーなのだと推察します。もし、「目標タイム未達成ランナーは失格同然」などという意識があるなら、それを変えられてはいかがでしょう? 制限時間をいっぱい使っても良いと気持ちを切り替えできるなら指向を変更しても良いと思います。

  • 【らばさんの回答】
    距離重視から内容重視の練習へ

私も一時は練習=距離と考えて、月間300kmを目指しひたすら距離を稼いでいた時期がありました。しかし、時間もとれなくなり、45歳を過ぎたあたりから、距離重視ではなく、短時間でもコースに上り坂やインターバル、ペース走なども取り入れ、週1~2日は休養日を作っています。

距離は月間200kmいかなくなり不安もありましたが、フルのタイムはあまり変わっていません。ジャリンコさんも元々ポテンシャルの高い方と推察いたしますので、練習方法を工夫すれば30km走がなくてもフル完走できると思います。

  • 【つじけんさんの回答】
    30km走で身体を慣らして挑もう

長い距離の練習が難しいのであれば、フルに出る前に30kmのレースに出て身体を慣らすのはどうでしょうか。ペースメーカーがいる大会もあります。私も3年前東京マラソンに初めて出る時、その前に荒川30kmの大会に出たら練習になって何とか完走できました。

  • 【ハロ3号さんの回答】
    オーバーヒートと冷えの対策

私も中間地点で予定タイムより遅くて、足が思うように動かないと、やる気がなくなり、その後どんどんスピードが落ちてきます。

最後まで走れる時・走れない時の違いは、呼吸がきちんとできているかどうかでした。うまく走れた時は、息が激しい状態であっても最後まで走れていますが、やる気がなくなる時は、呼吸はそんなに乱れていないのに、追い込めない状態になっています。

考えられる理由のひとつ目は、呼吸器官の疲労です。特に夏になると、走っている途中で肺や心臓がオーバーヒート気味になっている可能性が高いです。

ふたつ目は、お腹が冷えて貧血状態になることで一気にパフォーマンスが低下することです。対策として、走る前にワセリンなどでお腹を冷やさないようにするとか、防風性と撥水性のある素材のウェアを着用するなどが望ましいです。

  • 【ようすけさんの回答】
    気持ちをリセットして5kmからのトライを

私も29km地点でリタイアした経験があるので悔しさがよく分かります。当日の気温や体調が良くなかった、補食給水がうまくいかなかったなど、いろいろあると思いますが、たまたま運が悪かっただけと割り切って前に進みましょう!

フルはこれだというレースひとつに絞り込み、まずは5km、10km、ハーフのレースに出場してみてはどうでしょうか?

目標にしたフルマラソン4週間前から調整期間とし、1日に走る距離を短めにして疲れを残さない状態で当日に臨めば、いつもどおり完走できると思います。

  • 【PIGさんの回答】
    大会出場こそトラウマ払拭の道

練習量は十分なので、今すぐにでも大会に出たほうがよいと思います。
私も2014年の柴又100kでリタイア経験しましたが、翌年も参加して完走、トラウマを払拭しました。

失った自信は大会で取り戻すしかないです。例えばまずはハーフに参加するなどしてみてください。最終的にはリタイアした大会に参加して完走することで自信は取り戻せると思います。勇気をもって大会に参加してください。リタイアしても誰も笑いません。

  • 【平八郎さんの回答】
    「目標」についての考え方

LSDの練習時間を確保することが難しくなったとのことですが、「通勤ラン」をしてみるのはいかがですか? 今までよりも早く起きて、職場までジョギングで出勤する、もし、電車やバスで通勤しているのであれば、ひとつかふたつ先の駅まで走る、などをすれば、忙しい中でもトレーニングの時間を確保することができます。

次に、目標記録のことをあまり考えないようにしてみてはいかがでしょうか? 高い目標を設定すると、それがなかなか達成できず、その目標のために劣等感や敗北感に悩まされ、ランニングを楽しむことができなくなります。若かった頃の自己ベストではなく、今の自分が少し頑張ったらできる「目標」を設定することをオススメします。

  • 【きしめんさんの回答】
    レースペースで30km走を

フルを走り切る自信がないということなら、月に一度でよいのでレースペースでの30km走を取り入れてみてください。これが設定タイムどおり無理なく走れれば、安心してレースに挑んでいいと思います。

最初に設定したペースでキツいようなら、それはまだ速過ぎるペースなので、タイムを見直してみてください。一度できれば、あとは徐々に設定ペースを上げていき、目標ペースに近づけていきましょう。秋レースまで時間に余裕がありますから、焦らずに積み上げて自信を取り戻してみてはどうでしょうか。

  • 【ふみさんの回答】
    身体に定型の負荷以外の刺激を

長期間同じような練習メニューで走っていると、身体がその走り方に慣れてきて、普段以上の距離を走ることへの抵抗が大きくなってくると思います。ジャリンコさんの体は、LSDペースで10~20km走るのに適した身体になってきているのかもしれません。

土日に走る時間がつくれたら、30km走かLSDよりもペースを上げてのペース走(5~10km)を行ってみてはどうでしょうか? 身体に新しい刺激を入れるのです。

  • まとめ

目標タイムに到達できないと思ったら、気持ちが切れてしまったというジャリンコさん。同じような経験をしたランナーから、また自信をつけられる練習メニュー、レースや年齢に対する考え方についてまで、さまざまなアドバイスがありました。「楽しむ」レース参加はできない性分、というジャリンコさんでしたが、タイムへのこだわりをいったんやめ、完走することを目標にフルマラソンへのリトライを宣言。新しいレースの“楽しみ方”を見つけられたようです!





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