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ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!

【悩み解決】50代半ばからのランニングスタート。ところが間もなく脚に痛みが…。練習内容が不安です。

2016年6月15日

57歳の男、初心者です。思うところあって最近ジョギングを始めました。
初日は7分30秒/kmペースで約6km、7日目には6分30秒/kmペースで7日間毎日練習。しかし8日目、4km走ったところで左足ふくらはぎの痛みを感じ中止。テーピングをして一週間お休みしました。いきなりのこの練習には無理があったのでしょうか? いつかマラソンを6時間以内に完走してみたいです。
(hana・57歳・男性・168cm/63㎏)

 フルマラソン完走に近道はなし!徐々に身体をつくり、しっかりと練習を積んで本番に臨みたいもの
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  • 【hachiさんの回答】
    まずはウォーキングを混ぜながら

最初からフルパワーに近い速度を出したのでカラダが悲鳴を上げたのだと思います。
「ウォーク・ブレイク」という、定期的に歩きを混ぜるランニングで身体を慣らしていくことをオススメします。具体的には「ラン5分+ウォーク1分」の割合での練習を、速度は決めずにやってみてはどうでしょう? 将来的にフルマラソンにチャレンジするときにも有効ですよ。

ウォーク・ブレイク(ウォーク・ブレイク・ランニング)とは、ゆっくりしたウォーキングをランニングの間に混ぜる練習のこと。脚力の温存と疲労回復を狙えるほか、ケガやオーバートレーニングの予防にも効果的と言われています。

  • 【亀さんの回答】
    自分に合った速度ペースを見つけて

6分30秒/kmがキツいなら、もっとゆっくり走りましょう。
ペースの見つけ方ですが、最初の2~3kmは身体も温まっていないので、3kmあたりから「これならどこまででも走れる気がする」ぐらいの、鼻歌でも出そうな速さを目安に走ってみましょう。「呼吸が上がらない」「身体が冷えない」「筋肉や関節が痛まない」というのが理想です。またGPS腕時計等を使用されるとペース管理が容易ですよ。

ご参考までに、フルの6時間切りは8分/kmでも達成します。そのペースでどのぐらいの距離を走れるか試すのもいいでしょう。

  • 【CAPさんの回答】
    休息日を入れて身体を回復させて

ちょっと最初から飛ばし過ぎかもしれません。毎日連続して走ると脚に負担が掛かりますので、まずは2~3日に1回ぐらいのペースで走るのが良いでしょう。安定した速さで走れるようになってきたら、徐々に距離を延ばしていきます。これならケガのリスクも減ると思います。
ふくらはぎにサポーターを使うのもケガの予防になります。焦らず、半年~1年かけて脚を作るぐらいの気持ちで走って行けば、目標のフル6時間は達成できるでしょう!

  • 3カ月続けて走れるカラダ作りを

走り始めた人に練習方法を質問された際はいつも
最初の3カ月は「5km×週2回」とアドバイスしています。
連日走るのはお勧めしません。打ち込みすぎると飽きてしまいますし、故障の原因にもなります。3カ月走ると、習慣になりますし、息の上がらないペースがわかってきます。長距離走は基本的にはしんどくないペースで走るもの。スピードを設定して走るのはまだもっと先です。

4カ月目からは「平日5km×週1or2回と週末10km」に。半年を経過するころにはもういくらでも走れるような気持ちになってきますので、自由に走っていいと思います。
 

  • 【走る高貴高齢者さんの回答】
    脚を痛めない走法を

私も走り始めた当初、足を痛めました。
困っていたとき、ランナーズのDVD『フラット走法』にて提唱されている、“踏み出す足を体の前に出すのでなく真下に置く”の走法に出会いました。

着地はかかとでなく足の小指側から親指側に移し、親指側で蹴り出します。足を身体より前に出してしまうと、着地時、体重の4倍の負荷がかかるそうです。まず、歩きながらこのコツを会得されるのをお勧めします。フラット走法で痛めることはありません。

  • 【TOMOさんの回答】
    継続できるための工夫を!

57歳で新しいことにチャレンジできる精神、素晴らしいです。ランニングは継続が大事なのでイヤにならないことが重要だと思います。
週に3~4日の練習から始め、各地の5kmか10kmの大会にエントリーして旅行気分で気晴らしに走りにいくと、目標や楽しみができて続きやすいですよ。

ペースについては、「VDOT」という指標を調べると、自分に適した練習ペースの参考になりました。

5kmや10kmのレースは、目標設定や練習にメリハリをつける要素としてぜひチャレンジしたいもの! VDOTとは、アメリカの元五輪選手、ジャック・ダニエル氏が提唱する走力の指標のこと。トレーニングの適性強度やペースの参考に使うランナーも。

  • まとめ

とにかく初日から連日走り続けたhanaさんの練習は、初心者が最初に陥りがちな「頑張りすぎ」「まだムリのあるペース」などをはらんだものだったようです。まずは徐々に“走れる”脚や心肺を作っていくこと。ペースを考えたりするのはそこからでOK、と長い目でとらえることを先輩ランナーたちは推奨していました!
ちなみに2015年のフルマラソン完走者数は28万461人。そのうち実に5万6,811人(約20%)が50代ランナーです。また完走者の最高齢はなんと91歳。そう考えると、焦る必要はありません。じっくり時間をかけて取り組んで、しっかり走れる身体をつくって目標を達成したいですね。





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