なんでもアンケート

NANDEMO ENQUETE

~ ランナーなんでもアンケート結果発表 ~

2016年11月25日
「練習量を増やすための私たちの作戦!」

大会本番に向けて、練習量が増えている時期ではないでしょうか?
そこでランナーの皆さんに聞いてみました。
「いつもより練習量(走行距離)を増やすには、どんな工夫をしていますか?」

1位 帰宅後のナイトランを実施          44%
2位 ロング走の頻度を増やす           41%
3位 朝ランを導入                35%
4位 練習会や大会に参加して走る距離を延ばす   18%
5位 通勤ランや帰宅ランを導入          17%
6位 走る日数を増やすため飲み会を減らす     12%
7位 移動に車や電車を使わずなるべく走る     10%

*この調査は複数回答可としてお答えいただいております。

まず大会にエントリー!そして計画とトレーニング管理

こういったトレーニングを実行するために、具体的にみなさんが工夫しているポイントを以下にまとめて紹介しましょう!

トレーニング量を増やす第一は「大会にエントリーすること!」。モチベーションアップにはコレが最強ですよね? さらに、その大会に向けた目標を、時期に合わせて具体化し、見える化する! なんだかビジネスと同じですね。




大会前の1カ月間を距離増量月間と決め、通常週50kmを70kmまで増やし、週単位で距離を管理しています。ノートに記録する際、自分を褒めるメッセージを書き込んでいます。後から読むと「この時、がんばったなあ」と自分に感心します。(だいちゃん・男性)

目標を設定することです。例えばタイムを縮める。ケガなく走り切る。体重を減らす。などできるだけ具体的に、数値化して紙に書いて目のつくところに貼る。(たけにょんにょん・女性)

時間をつくる工夫っていろいろある


忙しい毎日だけど…、時間をつくるとしたら、テレビやスマホの時間を削ったり、毎日やっていた晩酌を少し減らすという人も多かったです。そしてやはり、通勤ランや帰宅ランも、練習時間確保には、かなり効果的なよう。




仕事等の最低限必要な時間と睡眠時間の確保を考え、テレビ・パソコンの時間を大幅に減らしました。結果完全な朝型生活となり仕事効率も上がったような気がします。早寝早起きやはり大事です。(あるぱーど・男性)

とにかく細切れ時間を利用します。「1時間練習時間が取れないから走らない」ではなく、「30分でも時間があれば少しでも走る」を心がけています。塵も積もれば山となる!(ウルトラランナー・男性)

毎日のように飲んでいましたが、帰って走るため、飲みに行く回数が減りました。(マッチ・女性)

通勤定期が切れたのをきっかけに 通勤ラン&通勤自転車に切り替えました。それによって、平日は、毎日のように走るため、身体を休めなくてはと週末は家族とすごすことが増えた。すると家族が海まで走ってブランチ企画(私が走り、夫は後から車で)などランに協力してくれるようになった。(ちょこぴ・女性)

削っていけないのは家族と過ごす時間!


まだお子さんが小さい家庭などでは、家事や育児の分担を考えて、なかなか好きなときに走れないという悩みもあるよう。が、それを逆手にとって、うまく生活とトレーニングのリズムを見つけ出している人たちもいます。




子どもが生まれたことをきっかけに、生活リズムを変える必要があり、ジョグの日は朝に走るようになった。朝走るせいか、変な疲労やストレスもなく、気持ちよく走れる上に、つなぎのジョグなので疲労も抜けて一石三鳥。また、ポイント練習の日は、できるだけ早く帰宅して練習を済ませて子どもとお風呂に入ります。(t3kk0・男性)

帰宅後、子どもの習い事のお迎え待ちの時間をランニング練習に活用。走りに夢中になり遅れることも(^_^ゞ。限られた時間内なのでスピード強化に繋がった。(るたわのゆみ・女性)

夜走ると妻に小言を言われるので、家族が寝ている早朝に走るようにしたら、平日でもあまり仕事に影響がなく、走る時間が簡単に確保できるようになった。(TOM・男性)

友人や家族を巻き込んだほうがいい!


大会への出場を、家族や友人、職場の仲間にも公言することで、環境がよい方向に変わっていくこともあります。またラン友が増えると、一緒にトレーニングする楽しさが、モチベーションを上げてくれるはず。




まだ始めたばかりの初心者で自分に甘い部分がありついサボってしまいたくなるのですが、周囲にマラソンしてることを伝え、自分にプレッシャーをかけたり、友人と目標の大会を決めて参加できるように練習量を増やしています。(ちくわ・女性)

TATTA(無料トレーニングアプリ)の友だち機能を使い、練習量をチェックして仲間とお互いに刺激しあった結果、仲間7人が全員初ハーフで完走できました。(mimoza・女性)

ジョギングはひとりですると、ついつい出ていくのが億劫になるので、LINEでグループをつくり、毎週曜日を決めて練習参加者を募ります。自分からの発信なので休めない状態をつくってます。最近は、1.6キロ×3周でしたが、4周走れるようになりました。(あいぽむ・女性)

昼休みのrunning。最初は隠れてコソコソやっていたが、上司の理解も得られ、いまは応援してくれてます。(むーこ・男性)

なるべくたくさん走るための心理作戦いろいろ


どれだけ練習できるかって、結局気持ちの問題。気持ちが盛り上がって、走りやすい状況に自分をもっていくことが大事!




(1)周回より往復コース

周回コースをグルグル回るよりも、遠方へ1往復するコースにする。周回コースだといつでもすぐやめられてしまうが、往復コースなら帰ってくるにも走るしかない、と追い込める。(こそ練ジョグ・男性)

(2)飽きない楽しいコースづくり

走るとき、同じ道を走らないようにしています。前回のコースを逆走したりわき道に入ったり寄り道して風景を楽しみながら走ると距離が伸ばせます。(ゆうき・男性)

いつも走るコースだと飽きてしまうので、いろんな場所を探しては取り入れています。
坂道がたくさん載っている本を買ってきて坂道も取り入れています。楽しさが倍増します。トレイルも取り入れています。(サチドン・女性)

(3)走らざるを得ない状況に身を置く

まず走る目標距離の場所に自分を運ぶ(地下鉄か船で)。その後はひたすら家を目指す。
(あこいち・男性)

車で置き去りにしてもらって、家まで走って帰る。(ゆじあ・女性)

スポーツジムは会費も払うし、行かないとムダになるので、あえてそういう環境をつくり走り込む。北陸は天気が悪い日が多いので、ジムは雨や雪でも走れるメリットがある。外のランとジムのトレッドミルのハイブリッドトレーニングによって、結果的に月間走行距離が150~170kmだったのが、月間230~250kmに増加。ジムではスピードを中心に、外ではLSDなどのスタミナを中心に行い効率よくトレーニングができている。(ひろきち・男性)

(4)走ることでお得!ならいっそう続く

車通勤の回数を減らし通勤ランを初めましたが、ガソリン代が大幅に減ってお得です。(くりおねあ・男性)

(5)走る時間帯を変えて成功することも

これまで、仕事からの帰宅後の夜ラン中心でしたが、仕事で疲れて帰るとどうしてもサボってしまうので、最近は4時半に起きて早朝ランに変えたら、毎日走れるようになりました。(マユヒ・男性)

練習は走るだけじゃない!


今回は「走る時間をつくる」ことを前提としてアンケートを実施したのですが、実際にはランニングのための走らないトレーニングだって、アリですよね。




昼休みに、職場の階段の登り降りをしています。ひとりだと挫折しそうだったので、同僚を巻き込みました。お陰で続いています。一緒にやれる仲間がいると楽しく続けられます。(みみた・女子)

普段は仕事が忙しくて休日しか走っていません。そこで自転車通勤を始めました。本当は走っていきたいのですが、朝、ごはんを食べてすぐに走れないので。自転車通勤にしてから、脚の強化もできたようで、以前より長い距離を走っても、脚が痛くなりにくいです。(じい・男性)



その他のアイデア


・休日は朝と晩の2部練を実施

・集中して仕事をし必ず定時に帰って練習量をいつも以上に確保

・1回の距離をいつもより少し延ばす 10km→12km

・飲み会のときは、いつもより時間を遅らせてランニング後に飲み始める





  • 編集部より

多くの方からの回答を読ませていただきました。アンケートにご協力いただいたみなさんありがとうございました!みんな悩みながらいろいろ工夫してますね。
私は、数年前に、帰宅ランをするようになってから一挙に練習量が増えました。今年、実家に引っ越して家が遠くなってからは、職場から途中駅まで走って帰っていますが、なかなか気持ちよく走れるコースが見つかりません。みなさんの回答を参考に、練習方法を変えようかと思案中です。次回は、帰宅ランやナイトランを行っている方たちの工夫についてご紹介します。(ケロちゃん)