開催日 | 2019年1月27日(日) |
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開催地 | 千葉県 館山市 |
大会オフィシャルページ | http://www.tateyama-wakasio.jp/ |
種目 | 10km、2km、42.195km |
参加人数 | 前回大会:9886人(42.195km6170人 10km2370人 2km1346人) |
参加賞、ほか | オリジナルグッズ(ファミリー1組に1個) |
海と花に囲まれたなかを走る
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花と海に囲まれた街、館山の海沿いを走るのが館山若潮マラソンです。開催する1月でも最高気温が10℃を超える日も多く、菜の花も咲き春の訪れを感じさせてくれます。
館山市市民運動場をスタートしたランナーは房総半島の突端にある洲崎灯台を目標に走ります。アップダウンを退けながら洲崎灯台を過ぎ、外房に入ると菜の花の黄色が映えるフラワーラインが迎えてくれます。フラワーラインはロードバイクの練習などで人気ですが、伊戸から相浜までの約6kmは「日本の道100選」に認定されるほどの美しさで有名。全体のおよそ半分にある第二関門過ぎまで走ってフラワーラインと分かれると、30km過ぎのコース最高到達点(標高47m)まで厳しい上りが続きます。上り切ると海沿いの道までは一気の下り。最後は序盤に走った道を館山市民運動場まで戻ってゴールです。地元の学生が完走タオルをランナーの肩に掛けて完走を祝福します。
前半のクライマックス「フラワーロード」
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地元の学生に迎えられて完走の喜びも増す
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過去の大会レポを振り返ると、多くのランナーがコースのアップダウン克服がレースの鍵と書いています。走りごたえのあるコースですが、3時間から6時間まで15分ごとに設定されたペーサーがランナーを目標達成へと導きます。そしてアップダウンに関してのコメントと同じくらい多いのが、地元の方のあたたかい応援への感謝。後半、海沿いのコースに戻ると、「おかえり」「戻ってきたね」といった声援がランナーに向けられます。地元の方の温かい声が、ランナーに最後の一押しをしてくれます。
エイドで好評なメニューが地元の名店「館山中村屋」の特製クリームパン。重量感を感じるほどずっしりクリームが入ったパンがランナーの気持ちを奮い立たせます。30kmを超えたあるエイドではマル秘パンもあるとか。ゴール後は会場で無料配布している豚汁で栄養を身体にしみこませながら、レースで冷えた身体を温められます。
地域の方の声援にこたえて、最後は笑顔で
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「特製クリームパン」は多くの公設エイドで用意されている
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前夜祭では抽選会や金哲彦さんによる館山若潮マラソン攻略セミナーなどもあり、前日から盛り上がる館山若潮マラソン。一方で当日入りのランナーにも参加しやすく、フルマラソンのスタート時間が10時と遅めです。当日受付も9時までで、東京駅、新宿駅、横浜駅から直行バスの運行もあります。
フルマラソンの制限時間は6時間。2017全国ランニング大会100撰選出。全日本マラソンランキング対象大会。MCC参加大会。