舞台は大井川!主人公はあなた!2024年大会の様子
静岡県島田市の大井川沿いを走る「しまだ大井川マラソンinリバティ」は、江戸時代の旧東海道「島田宿」の歴史的景観エリアから、日本初の常設マラソンコース「リバティ」へと抜けるフルマラソンです。
「全国ランニング大会100撰」の常連となっているこの人気大会の魅力を、前回出場したランナーの生の声「大会レポ」からひろってみました。
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この大会の特長は、なんといっても河川敷に常設のマラソンコース「リバティ」を走ることにあるでしょう。
「コースは、全般的に平坦で想像以上に走りやすいです」
「夏場に距離踏めれば、記録が狙える大会だと思います」
といったコメントも多く、実際「自己ベストが達成できた」という報告も多数ありました。
「大井川沿いを淡々と走る・・・と聞いていましたが、走りながら見える景色はとてもきれいで気持ちがよく、練習コースとしても走ってみたいと感じました」
「単調なコースではあるものの、思った以上の応援と地元色溢れる運営でとても良い大会だと感じました」
一方こんな気になるコメントも。
「どこまでも平坦に見えるコースですが、実は往路は緩やかな下り、ハーフを過ぎて折り返すと緩やかな上りに転じます」
「前半は無理のない程度に気持ちよく走り、後半は若干のペースダウンは想定ずみで粘る作戦!」でよいレースができたという報告もありました。
ペースメークが苦手なビギナーや、記録達成を目指すランナーにはペースメーカーがサポートしてくれます。
「サブスリーからサブ5くらいまで細かく設定してくれているうえ、距離表示が1km毎すべての表示をしてくれていることも走りやすさを後押ししてくれます」
「ペースメーカーのおかげで、マラソン初心者にも走りやすい大会だと思いました」
10月開催ということで、天候によっては暑さ対策も重要になりそう。
「(昨年大会から)かぶり水が各エイドに設置されるようになり、非常に助けられました。ランナーの声を反映した素晴らしい大会だと改めて思いました」
しまだ大井川マラソンは、レース中のフード類の提供も充実しています。
最も有名なのは、33km地点に控える大エンドステーション。
おでん、焼きそば、いなり寿司、チキンラーメン、しまだ汁など30種類ものフード類が並びます。
「大エイドはお祭会場の屋台のような賑やかさ。しまだ汁を美味しくいただいていたら『これも食べて頑張って!』と小さいお饅頭を渡してくれたので・・・終盤も頑張れました!」
「種類の多さにびっくり!コーヒーを2杯がぶ飲みし、小さいおにぎりと草もちをポケットにしのばせゴールを目指しました」
大エイドでしっかり腹ごしらえして残り10kmを走り切るという作戦の人、多いようです。
一方で記録最優先のため、人気の大エイドを後ろ髪引かれる思いで通過するランナーもいます。
そんな方たちも含めて、この大会ではレース後も楽しめる数々のサービスを展開しています。
「ゴール後はおもてなし広場で静岡麦酒とカツオの藁焼きで乾杯しました。参加賞の川根茶は家族に大好評です」
「会場にもキッチンカーが多数出店していましたが、シャトルバスで島田駅に向かい『しまだ乾杯タウン』加盟の居酒屋で一人飲みしました。聞いたところ日曜日は休みなのをマラソンのために開けてくれたとのこと。感謝! ほかのランナーとも会話ができ楽しい時を過ごせました」
メイン会場ではたくさんの出店が並ぶ、おもてなし広場『しま旨っ!』を開催。
また大会当日午後3時からは、島田駅周辺の近隣飲食店の協力でランナーの打ち上げ用に『しまだ乾杯タウン』も開催され、昨年は30数店舗が参加。
『また来年も待ってるよ!』の気持ちを込めて、ランナー向けにそれぞれの店が独自のサービスを展開してくれます。
静岡県には日本一高い山・富士山、日本一深い海・駿河湾があります。
この大会ではコース中に世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」をくぐり、参加賞には静岡県が日本一の消費量を誇る緑茶が。
そしてもうひとつ、意外な日本一(!?)がありました。
「荷物受取りの手際の良さは日本一だと思いました!」
「荷物受け取る際のボランティアの皆様のスピードには驚き!感動しました」
といったコメントが多数。
これは出場して体験してみるほかありませんね。
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