小規模だけど「大会レポ」で高評価！出場ランナーが認めた優良大会

第41回星の郷ふれあい健康マラソン

岡山県井原市の星町は、美しい星空を守るため全国に先駆けて光害防止条例を施行・実施した町として有名。高原特有の緩やかなアップダウンの多いコースをのんびりと走れる最長10kmの大会です。参加者からは「沿道の応援が温かい」「フィニッシュ後の地元特産品を使った豚汁が最高に美味しい！」といった声も多数。高原地域ならではの美味しい野菜も有名なので、レース後は青空市で買い物をしたり、天文台を見学したりと、いろいろな楽しさを発見できるはず。

第45回 摂津ふれあいマラソン大会 ～セッピィカップ～

淀川河川敷の見晴らしのよいフラットコースを走る大会です。1000人ほどの規模で、更衣室、荷物預かり、トイレ等もストレスなし。スタートは早い種目でも10時とかなり遅め。そして参加費は昨年から上がったとはいえ10kmが3000円で、参加賞のＴシャツのほかドリンクやデザート、文具などが協賛社から提供されCPの高さに驚かされます。ゲストランナーはお笑い芸人『ファンファーレと熱狂』。

くだまつ笠戸島アイランドトレイル 2025

本州西端、山口県下松市「笠戸島」の瀬戸内海の多島美を望む絶景トレイルを走ります。ハイキングコース、摺鉢山や高壺山など標高200ｍを超える山、海の上を走る海上遊歩道、はたまた造船所など、変化に富んだコースが楽しく、ひらめラーメンやスイーツなど地元フードが登場する充実のエイドも好評。公共交通機関とシャトルバスで会場までいくことができる数少ないトレイルランレース。今回は従来のロング30km、ショート17kmに加え、第10回記念として30kmリレーも実施。

五島市市制施行20周年記念　第25回五島つばきマラソン

長崎県の西方100kmに浮かぶ大小140余りの島々からなる五島列島。その最大の島、福江島で開催される大会です。白いゴシック様式の「水の浦教会」、遣唐使船日本最後の寄泊の地「魚津ヶ崎」、草原にそび立つ「長崎鼻灯台」、白い砂浜が美しい「高崎海岸」･･･と、コバルトブルーの海とともに見どころ豊富なコース設定の大会です。起伏が激しいので記録は狙えないかもしれませんが、ゆっくりと走りながら景色を楽しむ、まさに旅ランにぴったり。焼きたてのかんころ餅を出してくれるエイドや、お刺身、五島うどん、おにぎり、ジビエ･･･と地元グルメが登場するレース後のふるまい、そして温かな島民の歓迎に癒される大会です。制限時間はフル7時間、ハーフ5時間。

第28回歌垣の郷ロードレース

佐賀県の南西部の白石町は、豊饒な白石平野が広がり米や野菜、果物などの農作地帯。その田園地帯を走る大会です。高低差が1m以内という超フラットなコースは、コーナーも少なく走りやすく好記録が期待できます。10km、5kmは陸連公認コースということもあり、記録を狙うランナーが多く集まり、それに引っ張られるように自己ベストを出すランナーも多いよう。沿道の応援も温かく参加料2500円で、参加賞の白石町産のお米のほか、抽選で当たるラッキー賞もあり地元の人気大会です。

第36回ゆめしま海道いきなマラソン

愛媛県上島（かみじま）町の4島を結ぶ「ゆめしま海道」を走る大会。3つの橋を渡り、生名島、佐島、弓削島、岩城島を走りつなぐハーフマラソンです。全体の90%が海沿いで、アップダウンに富んだジェットコースターのようなコースからは、多島美の絶景パノラマが楽しめます。地元特産の柑橘類やレモンケーキなど、ハーフには珍しくエイドのフード類も充実。島をあげての応援も温かく、フィニッシュ後にふるまわれる鯛めしとわかめの味噌汁も好評。アットホームでローカル色豊かな大会で、小規模ながら全国からランナーを集めています。ハーフマラソンの制限時間は3時間30分。

第7回 茨城100Kウルトラマラソン in 鹿行

北浦湖畔を中心に鹿行５市を巡るウルトラマラソン。全体的にフラット基調で、記録を狙ったり、初めてのウルトラマラソンとして挑戦するのにもお勧め。水辺の自然豊かな美しい景観や、北浦越しに筑波山を眺めながら走れます。各エイドが充実していて、ボランティアスタッフの対応が温かいのも高評価の要因。またフィニッシュ後にふるまわれる特産のレンコン入りカレーやコンソメスープ、ホットコーヒー、大判焼き、甘酒、菓子類･･･なども好評。

第39回日本大正村クロスカントリー

恵那市の明智駅周辺は「日本大正村」と呼ばれ、昔ながらの町並みがそのまま保存されたエリア。10マイルはこの大正ロマン街を抜けた後、自然に癒される里山林道に入り標高630mまで駆け上がります。全コース舗装路を走りますが「クロスカントリー」の名前にふさわしく、アップダウンが多い最大標高差約190mのタフなコース。上りのキツさを乗り越えた後のスピード感ある下りも楽しい！参加者の中から抽選で恵那市の地元産品が当たります。仮装賞もあり。

第17回四万十川桜マラソン

春の四万十川沿いを走るワンウェイコースのフルマラソン。美しい自然に囲まれ、雄大な川の流れとこの土地特有の５つの沈下橋を眺めながら走ります。さらに上宮沈下橋と茅吹手（かやぶくて）沈下橋を走って四万十川を渡るときには澄んだ水の流れを目の当たりに気分もハイテンションに。途中多少のアップダウンがあるけれど、全体としては緩やかな下りなので好記録が期待できます。開花時期が合えば、美しい桜並木と菜の花を眺めながら走れ、沿道のあたたかい声援と、文旦や猪鍋など地元色豊かなエイドのフード類も好評です。フルマラソンの制限時間は6時間。