北海道東部の町、別海町は牛乳の生産量日本一の酪農王国。
どこまでも続く大平原と大きな空。
のんびりと草をはむ牛たちと、ところどころに転がる、応援メッセージが書かれた牧草ロール。
「これぞ北海道!」という景色を眺めながら走るフルマラソンです。
東はオホーツク海に面し水産漁業も盛んなところで、完走賞は鮭丸ごと1本という豪快さ。
なにかと規格外のでっかさに驚く大会ですが、もちろん距離はちゃんと42.195km。
走りやすい陸連公認コースで、記録を狙うランナーにもお勧めです。
「フルマラソン1歳刻みランキング」対象大会。
・記録を狙える走りやすいコース
スタートから中間点まで緩やかに上り、そのあとゴールまで緩やかに下る高低差40mほどのコース。
走りやすく、道内で最も記録が出やすいコースとも言われています。
「前週の網走からの連続フルで18分ほど早いタイムが出た」という大会レポもありました。
・どこまでも続く牧草地帯!非日常の景色
根釧台地に開かれた牧草地帯は、きれいな緑の絨毯を敷き詰めたよう。
ところどころに干し草をロール状にした「牧草ロール」があり、応援メッセージが書かれています。
人口の7倍以上という乳牛たちが、のんびりとランナーを眺めている、そんな非日常の景色が広がります。
・豪華な参加賞&完走賞とおもてなし
日本一の酪農王国だけに参加賞は地元のおいしい乳製品。
完走賞は新巻鮭が丸ごと1本という驚きの豪華さ。
フィニッシュ後のおもてなしも、乳製品や豚汁など印象深いおいしさのよう。
・参加費が安い!
参加賞も、完走賞も、地元のおもてなしも素晴らしいこの大会、フルマラソンの参加費は7,500円。
もしかしたら日本一コストパフォーマンスが高い大会と言っても過言ではないのでは?
・実は「日本一」にこだわっている?
公式サイト
を見ると「日本一」という言葉が並んでいます。
レース中の空気も、水も、参加賞の乳製品も鮭も「日本一おいしい」。
もうひとつの完走賞のバスタオルは「日本一大きい」そう。
そして上記のとおりコストパフォーマンスの高さも、たぶん日本一。
なんだか楽しい大会です。