2017年、被災地の復興に寄与できる大会を目指して誕生したこの「東北・みやぎ復興マラソン」。復興への想いを持った多くのランナーが集う、東北最大級の大会です。
昨年秋、コース変更により“杜の都・仙台を走る初めてのフルマラソン”として生まれ変わり、スタート地点へのアクセス向上、記録の狙いやすさなど、好評を博しました。
大会のコースはおよそ3/4が津波の浸水域。
仙台市内から徐々に海側へと向かい、沿岸被災エリアを走ることで、
移り変わる街の様子や復興の軌跡を体感できるコースになっています。
そして沿道に待つのは、集まった多くの人々、ボランティアの温かなエール、自慢の地産エイド食!
今年は大会を通じ、能登半島地震の被災地支援も実施。
参加することで、復興途上にある東北だけでなく能登の被災地のみなさんの支援にも繋がっていく大会です。
〝震災の記憶と経験を未来につなぐ”ために。
「東北・みやぎ復興マラソン2024」あなたの参加をお待ちしています!
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・コースの7割は津波の浸水域。仙台市内からスタートするフルマラソン公認大会!
前大会より、コースをリニューアル!仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台をスタート会場とし、仙台市、名取市、岩沼市の三市に跨るコースは、仙台市の街中を走る唯一の公認フルマラソンコース。
コース前半10km付近までは多少のアップダウンがありますが、12km以降はおおむねフラットで、記録の出しやすいコースです。
そして、コース全体の約4分の3が、東日本大震災の津波の浸水域。
コース沿いには震災遺構や慰霊碑、震災後に新たにできた商業施設などが点在し、かさ上げ道路(東部復興道路)を走る箇所もあります。走りながら、復興の軌跡を体感できるコースになっています。
・故郷を離れた元住民の皆さんがこの日のために集結!「BACK TO THE HOMETOWN」エイド
復興マラソンの名物と言えば、津波の影響で移転を余儀なくされた地域の元住民の皆さんが、自分たちの“故郷”に戻って運営するエイドステーション 『Back To The Hometown』。
彼らとランナーが「頑張れ!」のエールと「来てくれてありがとう」の感謝の思い、笑顔を交わし合う場です。
大会が購入し提供するのは、被災した企業の商品や、震災後に被災地の特産品となった商品、復興を支える商品。牛タン、ホタテの浜焼き、笹かまぼこなどの地産グルメや、フルーツ、スイーツなど美味しい味覚が勢ぞろいしています! フィニッシュサービスでは、気仙沼のふかひれスープの提供も。
また開催地の宮城県仙台市、名取市、岩沼市だけでなく、岩手県、宮城県、福島県の被災地の様子を伝えるべく、スペシャルエイドステーションも設置予定です。
・完走メダルは雄勝町の特産「雄勝石」製
フルマラソンの完走メダルは「雄勝石」製。
東京駅の屋根瓦にも使われている、石巻市雄勝地区で産出される石です。
地域を代表する産業であった「雄勝硯」の加工場も津波で壊滅的な被害を受け、住民数は震災前の4分の1まで激減しました。そんな雄勝地域の経済復興の一助になればと、本大会では初回から、フルマラソンの完走メダルにその艶やかな黒色が美しい雄勝石が採用されています。ぜひ完走して手に取り、その感触を確かめてみてください!
・アフターレースも、東北グルメで復興支援!
フルマラソンのフィニッシュ地点に設置されるのが「復興マルシェ」。
せり鍋などのご当地鍋に牛たん、麺類等、多くのご当地グルメが大集合し、フルマラソンを走り終えたランナーをおもてなしします。地域住民の皆さんと交流しながら、東北の美味しいグルメを堪能していってください!
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