走るだけじゃもったいない。
マラソン大会開催地には、魅力的な観光スポットがたくさん。
今回は「門司港レトロマラソン」開催の福岡県北九州市門司区を紹介します。
ぜひエントリーして、門司港周辺のレトロな街並みをまるごと満喫してください!
出典:北九州市観光情報サイト
北九州市は、かつての四大工業地帯であった北九州工業地帯の中核都市。
中でも門司地区は、1889年に開港した国際貿易港・門司港を中心に発展し、明治から大正、昭和にかけて、その周辺には海運会社や商社など数々の西洋建築物が建てられました。
シンボルである「門司港駅」をはじめ、アインシュタインも宿泊したという「旧門司三井倶楽部」など、今でも当時をしのばせる建築を見ながら散策したい魅力的な街並みです。
関連リンク:門司港レトロ地区
(北九州市観光情報サイト)
大正3年開業、日本で初めて鉄道の駅として国の重要文化財に指定されたJR門司港駅。
ネオルネッサンス様式の駅舎はなんとも素敵です。 |
旧門司三井倶楽部は三井物産の社交倶楽部として大正十年に建てられ、アインシュタイン博士が来日した際に宿泊した部屋は当時の様子を再現しています。
国の重要文化財に指定されています。 |
大正〜昭和に料亭料亭や旅館、芸妓衆の置屋などがあってにぎわった清滝地区の路地裏散策もおすすめ。
昭和6年に建てられた「三宜楼」は百畳間と呼ばれる大広間や贅を凝らした意匠などを見ることができます。 |
門司港周辺は昼間だけでなく夜景も美しいエリアです。
和布刈公園第二展望台では、門司から関門海峡、下関までの夜景を楽しむことができます。
また10月から3月までの期間は、門司港レトロ地区の歴史的建造物や船だまりのライトアップとともに約30万球のイルミが輝く「門司港レトロ浪漫灯彩」が開催され、さらにゴージャスな夜景となります。
関連リンク:北九州市の夜景
(北九州市観光情報サイト)
出典:北九州市観光情報サイト
門司城があった古城山を取り囲むように整備された公園、和布刈公園の第二展望台にはウッドデッキが整備され、夜は門司から関門海峡、下関まできらめく夜景を楽しめます。
また、映画「ザ・マジックアワー」のロケ地としても知られ、美しい夕日が見える場所としても有名です。 |
門司港レトロ地区のライトアップとともに、約30万球のイルミが輝く光のイベント「門司港レトロ浪漫灯彩」は10月から3月中旬に開催されます。
関連リンク:夜までのんびり。門司港レトロをロマンチックに楽しむモデルコース(北九州市観光情報サイト) |
冬場の門司といえば、身が詰まった豊前海育ちのブランド牡蠣「豊前海一粒かき」がおすすめ。
また門司発祥の人気フード「焼きカレー」は門司区内の多くの飲食店が提供しています。
さらに路地裏の小料理屋や「角打ち」もぜひ入ってみて。
「角打ち」とは酒屋の一角でお酒を飲むことで、明治時代以降、工場や港湾で働く労働者のために、昼夜問わず飲める場所として発展してきました。
一粒一粒、表面の汚れを落としてきれいにすることから“一粒牡蠣”と呼ばれる北九州のブランドがき「豊前海一粒かき」。11月から3月にかけて収穫されます。
焼き、蒸し、フライなどなんでもおいしくいただけます。 関連リンク:豊前海一粒かき |
門司港駅近くには焼きカレーのレストランが並び、店独自の個性的な焼カレーを提供しています。
エリア内の各施設にある「焼カレーマップ」を入手して、自分好みの味を見つけてみては。 関連リンク:門司港発祥 焼きカレー |
門司港駅から徒歩圏内の路地裏には、昭和4年から続く「魚住酒店」など、角打ちの人気店や、小料理屋が温かく迎えてくれます。
関連リンク:角打ちと路地裏の小料理店でほろ酔い気分!夜の門司港を楽しむモデルコース (北九州市観光情報サイト) |