薩摩半島の最南端、鹿児島県指宿市で2023年1月8日(日)「いぶすき菜の花マラソン」が開催されます。
満開の菜の花の中、九州最大の湖「池田湖」や、薩摩富士「開聞岳」など、観光名所を眺めながら走れる大会です。
アップダウンに富んだ走りごたえのあるコースですが、制限時間8時間という初心者にも優しい設定と、公設、私設のエイドステーションの手厚いもてなしが、力強く後押ししてくれます。
・ひとあし早い春を満喫
指宿市の1月8日の過去5年間の平均気温は朝9時前で8℃。14時過ぎで12℃。東京でいえば3月中旬の平均気温に相当します。
例年満開の菜の花が迎えてくれ、1月の大会ながら、春先のレースという印象に近いでしょう。
・観光名所や美しい景色を走りながら楽しめる
鹿児島湾の指宿港側から左回りにぐるりと薩摩半島の南端を一周するコースです。
九州最大の湖「池田湖」(幻の怪獣イッシーがいるとかいないとか)や、美しい円錐形の山容から薩摩富士と呼ばれる「開聞岳」など、鹿児島県を代表するビュースポットを通る眺望のよさが魅力です。
・パンチの効いた走りごたえのあるコース
最大標高差は100m。3km地点から10km地点まで続く大きな上り坂のほか、途中大小のアップダウンがある走りごたえあるコースです。
「えっ!坂が多いの?」と引き気味のランナーも心配ご無用。なぜなら、以下3つのポイントが余るほどにカバーしてくれます。
・手厚いおもてなしにビックリ
7.5km地点から2.5kmごとに14カ所のエイドステーションが設置されており、さらに私設のエイドも含め、バラエティに富んだ補給食が登場します。
大会レポには「競い合うような多彩なエイドステーション」「エイドの完全制覇を目指すのはまず不可能」「沿道の応援も多くて、おもてなしが素晴らしい」といった参加者からのコメントも。
・制限時間8時間!初心者も安心してマイペースで走れる
陸連公認コースのフルマラソンの中では数少ない(たぶん唯一?)制限時間8時間の大会です。途中関門が2カ所ありますが、設定は緩やか。
「エイドでしっかりと食を楽しみ、慌てず着実に前に進めば完走できる」という気持ちで、壮大なファンランとしても楽しめる大会です。
・レース前後に砂むし温泉で疲労回復!
指宿は戦国時代の文献にも出てくる古くからの温泉地。特に世界で唯一と言われている天然の「砂むし温泉」をぜひ体験してみたいもの。
鹿児島大学の調査によると、寝て入るため血液が心臓に還流しやすく、砂の重みによる圧力で心臓から送り出される血液の量が増加し、わずか10分程度の砂浴でも大量の老廃物を排出するという効果があるそうです。
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