関東のフルマラソンの中で、最も人気のある大会のひとつ「湘南国際マラソン」が復活します。
湘南の潮風に吹かれ、江の島や富士山を眺めながら走れるコースは、平坦で記録が出やすく、箱根駅伝のコースの一部ということも含めて人気の理由となっています。
3年ぶりの開催となる今回は、コースも定員も変わりませんが、大きく変わった点がひとつ。
「地球環境に優しい大会」に向けて舵を切り、ランナーはマイボトル・マイカップ持参、そして自分で出したゴミは持ち帰るという新ルールになります。
新しい時代のマラソンとしてリスタートするこの最初の大会に、あなたも参加してみませんか?
・湘南の海、江の島、富士山を眺めながら…
西湘バイパス大磯西IC付近をスタートし、湘南の海岸沿いを江の島を目指して走ります。
江の島入口付近で折り返すと、晴れていれば富士山がきれいに見えるはず。
この気持ちのよいロケーションは、何物にも代えがたいこの大会の魅力です。
・記録を狙いやすいコース
コースは海岸沿いでとにかく平坦。さらに箱根駅伝の3区、4区(7区、8区)の一部を走ることになり、箱根ファンならずとも気分も上がります。
記録を出しやすいコースとして人気です。全国ランニング大会100撰常連大会。
・地球環境に優しい大会
資源の無駄使いはもとより、世界的規模で問題になっているプラスティックごみによる海洋汚染は深刻です。
湘南国際マラソンでは今回から、ゴミを出さない大会を目指しルールが変わります。
給水所には使い捨てコップは用意されていません。
・マイボトル持参、補充という新スタイル
「選手は400ml以上の水量を携行できる容器を持参すること」というルールになります。
マイボトルに水かスポーツドリンクを入れてスタート。
給水所には水やスポーツドリンクの入ったジャグ(給水器)が設置されていて、携帯ボトルに補充できるようになっています。
・地域に貢献するマラソン大会
湘南国際マラソンでは、この新たなマラソンの給水システムを、地域の災害時にも役立てようと、地元の大磯町・二宮町と防災協定を結んでいます。
50tの水を防災に役立ててもらうおうというわけです。マラソン大会がこんな形でも地域に貢献できることを示しています。