ランニング用語事典

ファルトレク

fartlek

自然の中のさまざまな地形を利用しながら、いろいろなペースで走るトレーニングで、基礎的な体力を向上させることがねらい。もともとはスウェーデンの軍隊トレーニングの一部で、G・ホルマーというスウェーデンのコーチが長距離ランナーのトレーニングとして応用したもの(ファルトレクはスカンジナビア語、英語ではスピードプレー【speed play】と訳される)。大きな木や岩などを目標にダッシュを入れたりしながらペースを変化させ、強化よりも、楽しく気持ちよく感じるように行うことが大切。フィンランドの「空飛ぶ鳥人」といわれたP・ヌルミが取り入れていたトレーニングとしても有名。

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