super compensation
ランナーが、強度の高いトレーニングを行うと、トレーニング後は疲労状態に陥り、一時的にランニング能力は低下する。しかし回復期間を設ければ、トレーニング前の水準を超える回復(心肺機能や筋力の向上など)が起こり、ひと回りレベルアップすることができる。このような現象を超回復と呼ぶ。十分な回復期間を設けずに、再び疲労度の高いトレーニングを行うと、コンディションは低下する一方となり、これが繰り返されると「オーバートレーニング」の状態となる。フルマラソンのトレーニングでも、強度の高いトレーニング後には、十分な休養をとることが大切と言える。