ランニング用語事典

高地トレーニング

high-altitude training

酸素分圧が低く、酸素の希薄な高地でトレーニングを行い、ヘモグロビンの増加を促進させ、酸素摂取能力を高めようとするもの。酸素が薄い状態がしばらく続くと、身体はそれに適応し、酸素を取り込む能力が高まってくる。一般的には、標高1500m以上の高地に数週間から数カ月間滞在して行われる。最近の研究では1000m前後でも効果があるとする報告もある。日本のトップ選手も積極的に取り入れている。アメリカ・コロラド州のボウルダーや中国・雲南省の昆明などがトレーニング地として有名。

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