この人がいなければ今ほど、女性ランナーは増えていなかったかもしれない――。長谷川理恵さんはトップモデルとして活躍していた2000年にランニングを始め、当時は「100m×24本」「30km走」などのトレーニングを行い、2003年のホノルルマラソンで3時間15分36秒の自己ベスト。それから20年弱、母になって迎えた19年の横浜マラソンでは3時間28分30秒。「ランニングは、初めて自分から苦しいことを買って出た挑戦」「(母になった)今でもレース前は1㎞のインターバル走で追い込む」など、長谷川理恵さんの‶ランナーとしての生き様〟を振り返ります。