ふくらはぎのダメージの一因とされているランニング中の筋振動を抑制。
「小さな筋肉であるふくらはぎを使って走ってはいけない――。ランナーにはそう指導していますが、これがなかなか難しい。特にサブフォーより速いランナーは要注意です。キロ6分を切るスピードで走る時は、無意識のうちにふくらはぎを使ってしまいがち。それが筋肉に負荷をかけ、レースでのケイレンや失速につながる場合があります」
と話すのは、パーソナルトレーナーであり、ランニングチーム「クラブランビッツ」コーチの梅原望さん。故障しにくい走り方を指導し、2時間42分の記録を持つ梅原さんだが、かつては自身もふくらはぎのトラブルに悩まされ続けてきた。
「24歳で一度ランニングから離れ、30歳を過ぎて再開。その頃からふくらはぎの肉離れを度々引き起こすようになりました。左右合わせて9回はやっています。またフルマラソンの30㎞地点でふくらはぎがケイレンし、大失速したこともあります」
ふくらはぎトラブルの要因のひとつが筋振動だ。筋肉は接地・蹴り出し時に微細に振動する。この無駄な振動を、身体は反射的に抑制しようとする。この抑制しようという働きが疲労につながっていく。疲労した筋肉は固くなり、ケイレンや肉離れを引き起こす。
「筋振動を抑えるために、最近使い始めたのがザムストの『カーフスリーブ』。しっかりと筋肉を引き締めてくれるような感覚がありながら、ストレスの無い着心地。走った後のむくみ感、疲労感も軽減されています。もちろん使い始めてからは、肉離れやケイレンもしていません」
走り方を変えるには時間がかかるが、『カーフスリーブ』なら着用するだけ。ふくらはぎが不安なら、使わない手はない。