自己ベスト応援プロジェクト フルマラソン3時間半切りのために

脚筋力を鍛える10km走で失速を防ぎましょう

田中正直さん

田中正直さん(サンベルクス陸上部総監督)

日清食品陸上部を引退後の2002年から市民ランナーの指導者として活動。2014年7月より「サンベルクス陸上部」の指導も開始。2016年、2018年元旦開催のニューイヤー駅伝出場権を獲得。独自の指導法で実業団でも成果をあげている。

長谷部 了さん

長谷部 了さん(整形外科はせべ医院院長)

ミュンヘンオリンピック(1972年)で宇佐美彰朗さんが走る姿を見て走り始める。月間200kmを走るが、サブフォー浪人を続けていることが悩み。近年のベストタイムは4時間5分36秒(2015年ぐんま県民マラソン)。

自然に進みたくなる前傾の姿勢が理想の走りを生みます自然に進みたくなる前傾の姿勢が理想の走りを生みます

田中 今、長谷部さんの走るフォームを見せていただきましたが、腰とお尻が落ちて、背中が後傾気味です。そんな自覚のようなものはありますか。
長谷部 いえ。年々スピードが落ちてきているので、年齢のせいかな、と思っていまして、フォームはこれでいいかと……。
田中 このように後傾気味になると、かかとが地面にベタリと着いて、ブレーキをかけてしまう走りになってしまいます。また、足首のブレも大きくなり、いろいろな部位の故障に繋がります。今、どこか悪いところはありますか。
長谷部 若い頃に足首の靭帯を切ったことがあり、アキレス腱の炎症が起きやすいので、インソールを使っています。
田中 それなら、なおのことフォームが大事です。今日は、すごく簡単に長谷部さんのフォームを修正します。ちょっと、かかとを上げてください。
長谷部 (つま先で立つようにして、かかとを上げる)
田中 木の枝をかかとと地面の間に挟みます。はい、いいですよ。これだけで重心が変わるのが分かりますか。

「前傾する姿勢を身体に覚え込ませるために、かかと下に枝1本を挟んでみましょう」

長谷部 はい、わかります。かかとが上がって重心が前になっていると思います。
田中 今の重心が理想の位置です。では、この姿勢のままスタートして、1㎞走を繰り返してみましょう。
長谷部 なんだかスピードが出てきました!
田中 その調子です。長谷部さんのこれまでの走り方は、歩幅が狭く、ベタベタという感じでカッコ良くありませんでした。重心を前にして、「少しでも前に進みたい!」という雰囲気にしてみましょう。
長谷部 気弱になっていた気持ちが出てしまったようなフォームだったのですね。
田中 そうですね。自然にストライドを広くしていけたら、かかとが大きな円を描くイメージを持って走ってみましょう。これだけでも、ずいぶんとフォームが良くなります。
長谷部 (15分ほど走り)久しぶりに、本当に久しぶりに、キロ5分を切れました(4分57秒)。いや~、嬉しい!!スピードのなさを年齢のせいにしていました。サブフォー、諦めないで目指していきます。

年齢も上がってきてスピードアップを諦めていた長谷部さん。フォームが改善され、「どんどんスピードが出せそうです。久しぶりにキロ5分を切りました!」

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