自己ベスト応援プロジェクト フルマラソン3時間半切りのために

脚筋力を鍛える10km走で失速を防ぎましょう

田中正直さん

田中正直さん(サンベルクス陸上部総監督)

日清食品陸上部を引退後の2002年から市民ランナーの指導者として活動。2014年7月より「サンベルクス陸上部」の指導も開始。就任1年3カ月で、2016年元旦開催のニューイヤー駅伝出場権を獲得。独自の指導法で実業団でも成果をあげている。

古川健一さん

古川健一さん(48歳、会社員)

ダイエットをきっかけに走り始めて4年目。月間走行距離約200km、現在のベストタイムは3時間37分21秒(2017年勝田全国マラソン)。フルマラソン3時間30分切りを目標に掲げて練習中。「30km以降のペースダウン」が現在の課題。

30km以降脚が重くなり前に出なくなります30km以降脚が重くなり前に出なくなります

田中 古川さんはフルマラソンの自己ベストをあと7分少し縮めて、3時間半切りが目標とのことですが、自分で考えている今の課題は何でしょうか。
古川 はい、フルマラソンのレースでは30kmまではほぼキロ5分でいけるのですが、30km以降に失速してしまいます。
田中 30km以降の様子は?
古川 だんだんと脚全体が重たくなって、思うように脚が前に出ずにペースダウンします。そして、毎回違うのですがハムストリングスが張って痛くなったり、足首に痛みが出たりして脚の筋力もまだ弱い感じです。
田中 練習は月に200km、月に1度は30km走、ランニングクラブに入ってビルドアップもされているので、練習量、練習内容ともに良いと思います。ここにさらに脚筋力を鍛えて、フルマラソンの30km以降を擬似体験する練習を加えましょう。

腕振りの意識を「前」に持つと推進力のある走りが生まれる

古川 お願いします。
田中 5kmを1セットにします。最初の2kmを古川さんが目標にする3時間半のレースペース、キロ5分で走って、次の1kmを30秒速くした4分30秒で走ります。残りの2kmはまたレースペースに戻して、これを2セット、週に1度、平日の練習に加えてみてください。
古川 2セットということは10kmにするということですね。
田中 同じペースで10km走るより、こうして組み合わせることで、今まで以上に脚筋力が鍛えられます。それから古川さんはフォームも悪くないのですが、腕を振る時に、腕振りの後半で意識が抜けてしまっています。今の軌道のまま、腕を前に持って行く時に僅かに力を入れる意識を持つと30km以降で脚がだめになった時、この腕振りが推進力を生んでくれます。
古川 腕を引く意識はありましたが前にというのは気にしていませんでした。実践してみます。
田中 次のレースの予定は?
古川 11月の大田原マラソン、そして来年1月の勝田です。
田中 あと7分と少し。ラクではないけど達成できますよ。頑張ってください。
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